今日、練習試合が終わってラインテープを巻き取った人が、テープが切れそうになっていると言って巻き取り機を持ってきました。
家に持ち帰って調べてみると、コーナー部の接続金具に取り付けたテープが金具と接触する部分で半分切れていました。原因は、金具の穴の加工が悪く、テープに接触するエッジが鋭くなっていたからです。
この金具を作ったメーカーは、金具の穴を打ち抜いた後、エッジ取りをしていません。改善が足りせん。金具の穴の幅は12mmありません。10mmぐらいです。そこで12mm幅のテープを10mmにしないと穴に通りません。テープを巻きつけるだけではテープは一段と弱くなります。テープ二枚重ねで巻くなどの改善が必要と思います。
ラインテープの生産販売は儲けが少ない事業かもしれませんが、ユーザー泣かせはいけません。スティック、ボールなどは非常によくできています。ラインテープも改善してほしいと思います。
(注)私は、細いステンレスの針金を使ってまず一辺12mmの正三角形を二つ作ります。この三角形の頂点を針金を巻いてつなげます。頂点の対辺にテープを巻きつけます。針金は丸いのでテープはまず切れません。コーナー部でテープは90度曲げますが、この針金接続金具は90度曲げに順応します。巻き取り機に巻くとき、ひっかかることはありません。