ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日本にはプルトニウムがあるという思いが日本を駄目にする

2021年09月18日 | Weblog
プルトニウムを原発の燃料に使っても放射能汚染の危険性が下がる訳ではありません。放射性廃棄物量が減る訳でもありません。地球温暖化を防止できる訳でもありません。

自民党の高市早苗氏は、小型原発を実用化すると言っていますが、小型原発で日本のエネルギー需要を満たすため全国至る所に原発を設置することを意味します。世界が恐れる核拡散そのものです。彼女は核融合にも期待していますが、科学的知識ゼロです。実現の確率が小さい上、原発の危険性は解消しません。

原発依存心は、再生可能エネルギー技術の普及を送らせます。日本は世界一のエネルギー貧困国になる恐れがあります。

すでに太陽光発電はエネルギー変換効率30%のレベルに到達しつつあります。遠い夢の技術ではなく、現代技術です。どうして日本は技術開発をやめたのでしょうか。炭素系燃料火力でいいではないか、原発でいいではないかという保守の気持ちが未来技術を捨てる失敗の原因になったと思います。ところが世界はどんどん太陽光発電を取り入れていきます。

今後もエネルギーは日本は輸入で行くという考えもありますが、外国の再生可能エネルギー輸出余力はすぐには大きくなりません。炭素系燃料火力、原発を続けていると世界は日本を保守、怠け者、時代遅れと批判します。停止命令を受けるかもしれません。

悪い所だらけの日本では立つ瀬がないでしょう。日本は原発依存心をキッパリと捨て、あらためて再生可能エネルギー技術に挑戦すべきです。日本の屋根という屋根を太陽光発電に利用してもエネルギーは不足するでしょう。すぐれた技術と資本力を活かし、海外で太陽光発電を行うならば、輸入が可能になるのではないでしょうか。

(注)山林、農地、湖沼を太陽光発電に回すことは反対です。自然を破壊しない程度に風力発電、水力発電、地熱発電を行うことは賛成です。

再生可能エネルギーの発電量の波の問題は、電気をいったん化学エネルギーに変換することで解決します。技術開発意欲を持っていれば解決できます。保守だと解決できません。


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