カジノ、ホテル、商業施設などからなる統合型リゾート(IR)は、レクリエーション(健全娯楽)ではなく、消耗、中毒、破綻の性格が強いと思います。
IRで1人の人が使うお金は、通常のリゾートの数倍から数十倍になるでしょう。
大半の人は期待を裏切られ、大損して、意気消沈して帰って来るでしょう。
反省して、普通の事業・仕事に精を出すようになるなら結構ですが、一度IRを経験した人は、意気消沈から立ち直ると、またIRに行き、最後は破綻します。
大きなお金が動くので地方としては税収を上げるのに有効です。
カジノそのものは欲望が渦巻いていますが、カジノで有名なラスベガスは、カジノから離れたところでは市民の生活環境はいいようです。
日本で言うなら、競馬で有名な府中市の市街には美しい大きな公園や並木道があります。
しかし、IRがほしいと思う人が増えているということは、日本が経済的目標を失っている証拠だと思います。
経済が悪くなっているから、焦ってIRに手を出すのだと思います。
IRで日本経済がよくなることはないと思います。
悪くなる一方だと思います。
賭博としてはすでにパチンコ、競輪、競馬、競艇、宝くじ、スポーツくじなどがあり、人々は度外れたことはしない、問題が小さいことが実証されたと主張する人が多いと思いますが、日本では賭博病が静かに重くなりつつあると思います。
賭博病は成熟社会に観察される病気だと思います。
江戸時代末期、博打が盛んになり、博徒が輩出しました。
ところで私は子供の頃、町に初めてパチンコ店ができたとき、すぐお小遣いを使ってパチンコをやってみました。
運がよくて玉がたくさん出てキャラメルと交換しました。
しかし運が悪ければ損するだけと考え、二度と行かない決心をしました。
しかしパチンコは面白い遊びだと思ったので、斜めに置くパチンコを工作でつくり、かっちん玉を使って近所の子供達とよく遊びました。
パチンコに限らず、賭博は大半の人が損するので自分も損すると考えてやりません。
自転車、馬、船、スポーツは好きです。
しかし他人の勝負にお金をかけることはしません。
他人の勝負の観戦もしません。
自転車等は自分が楽しむものだと思っています。
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