昨日近くの公園で町の初期消火ボランティアを対象にした消火栓を使った初期消火訓練を行いました。
消防署が協力してくれて実際に道路のマンホールを開け、消火栓にホースを結合して放水しました。
しかし残念なことに訓練が予想外の展開になったりして企画した訓練内容の半分ぐらいしかできませんでした。
100点満点とすれば50点であったと反省しています。
初期消火は誰でもできると言われていますが、実際にやってみるとマンホールの開け方が一番面倒のようです。
ふたが重いのと、ふたが穴からはずれないようにしてある仕組がよくありません。
基本的なことですが、マンホールでいいのかという問題があると思います。
ホースの延長、結合は容易です。
ホースは水圧がかかると直線的になります。
消火栓を開ける前に、ホースをあらかじめ直線的に、あるいは緩やかなカーブで曲げて這わせておかないと、消火栓を開けると直線的になる力がホースにかかり、筒先やホースが踊る恐れがあります。
実際の火事では風下に立つと危険です。
どの消火栓からどのようにホースを這わせるか、ホースを何本つなぐかもとっさの判断が必要です。
人がやっているのを見てすぐできるほど簡単ではないと思いました。
毎回消防署に訓練をお願いしていると多くの住民に訓練を受けてもらうことは不可能です。
まず初期消火ボランティアができるようにして次に初期消火ボランティアが住民に訓練を施すようにします。
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