昔の建築基準法を守っていても建造物に耐震性がなかったことからわかるように法律とはその時代の社会水準でしかありません。
理想とはほど遠いものです。
したがって現行法律を守っていればいいという考えは消極的な生き方だと思います。
問題があれば法律を改善することが積極的な生き方だと思います。
経済成長が終わった現代、人々は、これまで上げてきた社会水準を維持することに困難を感じています。
貧乏だからしょうがない、法律を守っているからいいではないかと住環境の悪化を放置するような雰囲気があります。
しかし人々が、貧乏を肯定し、社会水準を上げる意欲を失いますと、社会は一方向で衰退していくものです。
社会水準が上がる速度が遅くなっても上げる意欲を持ち続けると社会は元気です。
向上意欲や忍耐力が元気を保ってくれるからです。
現在消極的な生き方になっている人は、現行法律で社会は決して安全ではない、生きやすくはないということを昔の建築基準法の例から認識してほしいと思います。
貧乏だからしょうがないと消極的にならず、よりよい社会水準を追求してほしいと思います。
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