ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

ウイルス禍をきっかけに、家・庭、町、町の周辺を見直そう

2020年12月05日 | 社会

今年のウイルス禍は、遠出を自粛し、自分の家、町、町の周辺を見直すきっかけになったと思います。

ところが私が住む横浜市の林文子市長は、市民の住環境改善に力を入れたのではなく、例年のごとく、イベント事業に力を入れました。現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ」、横浜の秋の花々が咲き誇る「秋の里山ガーデンフェスタ」、夜の横浜を美しいイルミネーションで彩る「ヨルノヨ」、そして12月10日からはフランス映画祭を始めるそうです。

ウイルス感染拡大防止のため外出自粛してほしいとの要請と不調和なイベント事業の連続です。林市長は、人の心を癒し、勇気や希望を与えたと誇っています。違和感を感じる価値観です。

近年横浜市は、各町のボランティア達が町づくり事業を行うことを支援する動きを示していますが、その事業規模は非常に小さく、助成金はわずかです。本格的な住環境改善になりません。上記の林市長のイベント事業はそんな小規模なものではありません。横浜市の町には、まともな社会施設がありません。集会所も運動場も公園も不足です。緑地帯も減る一方です。不動産会社の乱開発を放任した結果、貧相な住宅が、山の下といい、山の上といい、山の斜面まで、細い道を挟んで密集する雑然とした町がどんどん増えました。不動産売買は横浜市の財政に寄与するという訳です。消防署は、道が細くて消防車が入れないと嘆いています。

町のボランティアが、子供達に町を知ってもらおうと、よく長距離のハイキングを企画します。どう工夫してもまともな見どころがありません。雑然とした住宅街の細い道を歩いて所々に残っている史跡風の場所に寄ります。貧相な住宅の波に負けた史跡がほとんどです。公園があっても公衆便所がないので我慢できない子供達は、たちしょんべんをするしかありません。まち自慢を見つけたいが見つかりません。

「イベント事業ではない、町の住環境改善の方が重要でしょう、林市長」と言いたいです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿