ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

被曝経験を活かせない安倍晋三総理

2015年08月10日 | Weblog
日本は1945年に広島、長崎で原爆で被曝を経験し、2011年は福島で原発事故で被曝を経験し、今も広範囲で原発事故由来の微弱放射能を浴び続けています。
日本は放射線で苦しむ運命であるかのようです。

確かに自然界にも微弱放射線があり、体の障害や遺伝子異常の原因の一つになっています。
だからと言ってわざわざ放射線を増やす必要があるでしょうか。
障害や遺伝子異常を増やしてまで原発を稼働しなければならないほど日本はエネルギーに困っているのでしょうか。

太陽発電など新エネルギー技術がどんどん進歩しています。
現実、今は日本は原発を稼働しない状態で経済を運営しています。
別に経済は破滅的ではありません。

長崎の平和記念式典で安倍晋三総理は日本は核兵器のない世界を目標にすると言いました。
2011年に福島で原発で被曝を経験しながら、どうして、核兵器に加えて原発のない世界を目標にすると言えないのでしょうか。
安倍総理は原子力信仰にとりつかれているのでしょうか。
それとも人の命よりお金を大事にする価値観を持っているのでしょうか。

日本で原発新設の動きが止まったので安倍総理は自ら原発を世界に売り歩きました。
東芝、日立、三菱重工などの原発会社は、政府のエネルギー方針に従って人材を投入し、資金を投資して原発を開発してきたのに突然原発新設の動きが止まって困っている、どうしてくれるのかと政府を突き上げたと思います。
安倍総理は責任を感じて原発のトップセールスをやったと思います。

ところが世界は賢いもので、製造者責任を厳しく問います。
原発の故障や事故などによる被害は原発会社が全責任を負えと言います。
総理がトップセールスをやると日本政府に責任が生じます。
最近の安倍総理は原発のトップセールスをやっているようではありません。

しかし、日本の電力会社や原発会社などに責任を感じているようでこれらの会社の収益悪化を気にしています。
政府が原発を推進してきたからです。

この責任感はごもっともですが、電力会社や原発会社より人々の命の方が大切ではないでしょうか。
電力会社や原発会社を助けてもいいですが、原発稼働以外の方法で助けることを考えるべきです。
これができないなら安倍内閣、自民党・公明党は無用と思います。
人々のことを考えていないからです。


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