現在83歳でいろいろなスポーツを経験してきましたが、GBが一番面白いと思っています。
若い頃、GBは老人スポーツと騙されて、やりもしないで馬鹿にしていたのが本当に残念です。文科省も日本GB連合も完全に人々をミスリードしました。近年は日本GB連合は反省して、全世代型スポーツとして若者への普及に力を入れています。
私は72歳になって、自分は老人と認識し、西洗公園で老人達がGBをやっているのを見て、どんなスポーツか観察しました。単なるゲート通しではありませんでした。何をやっているのかわかりませんでした。激しい運動はないが、思ったようにボールを打撃することはむずかしいと思いました。やってみたいと思い、すぐGB部に入りました。
私は概して運動神経はよく、打撃は最初から上手な方でした。競技規則はややこしいと思いましたが、基本はすぐ覚えました。
当時のGB部の部長は、非常にGB歴が長いと聞きましたが、寡黙な方で、指導熱心ではありませんでした。人のことまで頭が回らないという感じで、自分が一生懸命プレーしているとの印象を受けました。GBは好きだが、部長職や主将役は好きではないようでした。
入部して1年で、練習を休まない、打撃が上手という理由で、部長は、私に部長になってほしいと頼んできました。当時の部員の中では部長職が務まりそうに見えたのでしょう。
GBは打撃だけでなく、作戦が非常にだいじとすでに気付いていました。しかし当時の部長は、GB歴が非常に長いにもかかわらず作戦上手ではありませんでした。実は作戦が非常にむずかしく、部長は苦しんでいたと思います。
私は部長を引き受けることにし、西洗公園で練習しているだけではGB上手になれないと思い、港南区GB連合主催のGB教室に入りました。毎週水曜日午前中港南中央近くの港南ふれあい公園で開催されていました。
休むことなく4年間この教室に通い、4年目には無事一番上手なグループに入ることができ、卒業もできました。しかし作戦についてはマスターしたという思いがありませんでした。作戦上手が二人ほどいると思いましたが、教室では作戦指導がありませんでした。区GB連合会長がYouTubeで全国大会の動画を見る会を何回か開いて作戦をみんなで学ぼうとしたが、よく学んだとは言えませんでした。
教室を卒業後、YouTubeでGB大会の動画をよく見るようにし、1人で作戦を勉強しました。練習試合でも大会でも作戦を考え、実行する場と心得、作戦に注力するようにしました。
今ではGBは生活の一部です。GBは本当に素晴らしいスポーツと思います。
しかし、日本で開発されたスポーツなのに人々が好んでGBをやらないことが不思議でなりません。わがGB部は部員が9名もいるのに練習に来るのは4,5名というのは不思議です。頭にも体にもいいと思うのに嫌なことをするかのようにGBを見る目を感じ、不思議に思います。
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