水源林保全の関係で昨日奥多摩の水松山(1699m)の南東尾根部の森に行ってきました。
この辺りの代表的な木はミズナラとブナノキですが、今年はどちらも種がとれませんでした。
温暖化の影響で木が弱ってきているのではないかとの説があります。
奥多摩は自然回復力があると思っていますが心配です。
気候変動、環境変動に応じて適応種が変わるだけならまだいいのですが、森が消えていくとなると非常にこわいことです。
保守的と言われるかもしれませんが、気候変動、環境変動が人々の行動の結果であるならば用心して変動を抑える工夫をした方が安全です。
そのためには消費生活の見直しが必要です。
資源エネルギーを大量に消費する生活をいい生活と思いがちですが、消費しすぎていないか、価値観を変えることで消費を減らせないか、と考えることは非常に重要なことではないかと思います。
世界の一人当たり資源エネルギー消費量の平均値と比較すると日本人の消費量は倍ぐらいです。
もし世界の人々が日本人並みの生活を目標にして頑張るとなると地球環境の悪化は大幅に加速すると考えられます。
したがって、私達は資源エネルギー消費量を減らし、世界にこの程度の消費でもいい生活が送れるということを示す必要があります。
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