再開発された川崎駅西口周辺
雑然とした駅周辺の再開発は非常に重要と思いますが、再開発しても雑然としている感じがします。
東戸塚駅周辺は何もなかったところを開発しました。
ところが普通の雑然とした町になってしまいました。
川崎駅西口周辺は、広大な工場があって、再開発が遅れました。
しかし会社が土地を売却したので再開発されました。
ところが最初から雑然とした町で、やはり近代を感じません。
そして今戸塚駅西口周辺が再開発されています。
この再開発も計画を見ると最初から雑然としています。
商業地域の設計については流行があることを感じますが、その流行がどうも雑然を特徴としているように思います。
本当に設計関係者はこのような雑然とした町を理想と思ったのでしょうか。
資金不足のため設計費、建設費を節約し、また空間利用率を重視し、密集を肯定したのではないでしょうか。
当然のことながら借金返済を急ぐため早く収益を上げることを重視し、拙速をよしとしたのではないでしょうか。
現在の金融危機もそうですが、何か現代人はかねに振り回されている感じがします。
美しい町、歴史に残る町をつくる理想を捨てている感じがします。
数十年たったらまた再開発ではかねを大切にしたとは言えません。
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