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最近できた庭がない狭小住宅群です。昔の蔵が並んでいるようです。
都市部では庭がない狭小住宅が急増しています。
最新住宅設備を備えていたら狭小住宅でもいいという現代人の価値観は住宅と町を貧相にしています。
いかに住宅設備が新しくても生活空間が狭かったら生活しづらいものです。
数年もすれば部屋にはものがあふれ、もっと狭苦しくなるでしょう。
狭小住宅が密集した町を住民は愛するでしょうか。
緑や空間が少なく、心はなごみません。
隣人との関係は、住宅と住宅が接近すればするほど希薄になると言われています。
庭がない狭小住宅の密集地は火災が延焼しやすく危険です。
住宅や町についてはそこで長く生活する訳ですから、自分だけでなく、家族が、さらには町の人々がそこに住んでよかったと思えるような住宅づくり、町づくりを理想とすべきです。
友達にも来てもらえる住宅づくり、町づくりを考えるべきです。
最新設備を備えた狭小住宅は5,000万円ぐらいします。
5,000万円も出すなら都市部でも古い住宅つきの200㎡以上の宅地を探すことができます。
もうちょっと現代人は宅地の広さを重視する価値観を持つべきと思います。
当面は古い住宅で我慢し、庭づくりを楽しむようにすれば結構楽しく生活できるものです。
庭があると次のような効果もあります。
都市部の住宅地は住宅が密集して住宅も町も狭苦しいものです。
庭は道路に開かれた庭にするといいと思います。
道路に開かれた庭とは道路から見える庭です。
こうすると、家から見ると庭が広く感じ、道路から見ると、道路が広くさらに美しく感じます。
町全体も広々し、緑豊かに感じます。
庭で草花でも手入れしていると道行く人が気軽に声をかけてくれますから町の人間関係も明るくなります。
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