安倍晋三氏は、東京電力福島第一原発事故の5年前の2006年に、総理でしたが、国会で、日本の原発が電源喪失で冷却が止まり大事故が起こる恐れがあることが問題になったとき、日本の原発は「全電源崩壊はおこりえない」と答弁し、電源補強を拒否しました。
しかし福一の全電源は2011年の大津波で崩壊し、周知のとおり、大規模放射能漏洩・汚染をおこしました。
安倍氏は危険の判断能力を欠いていると思います。
彼は責任を感じているでしょうか。
普通の人だったら自分は危険判断に甘かったと悔みます。
総理としてこれほどのミスジャッジをやったのに、福一の事故後、ふたたびよく総理になったと思います。
人々は安倍氏を総理としてよく信任したと思います。
2006年の安倍氏の判断はしょうがなかったと思ったのでしょうか。
現在安倍総理は放射能汚染地の除染がいい加減なのに除染が終わって人々が安全に生活できるようになったかのような言い方をして避難している人々に帰還を急がせています。
住宅地の近くには森林がいっぱいありますが、除染はできていません。
森林は雨が降っても放射性物質は簡単には洗い流されません。
それでは人が入ることを禁止しているでしょうか。
公園だって林になっているような場所は除染できていません。
住宅地だって除染ができていないホットスポットがいっぱいです。
土壌の放射線量の高い所を明示して、近寄ることを禁止しているでしょうか。
放射能障害が起こる恐れがあると言った上でしぶしぶ帰還許可を出すのではなく、積極的に帰還を勧めているのは人命軽視と思います。
事故原発は依然として安全な状態になっていません。
密閉系に閉じ込めることができていません。
使用済み核燃料およびメルトダウンした核燃料は半壊状態の施設の中および下にあり、しかも開放系にあります。
大地震が来れば未事故の原発よりはるかに大規模な放射能漏洩・汚染がおこる恐れがあります。
つまり周辺は少なくとも県単位で危険地域と言っていいと思います。
安倍総理のような危険の判断能力がない人が言う安全を信じていいでしょうか。
もし安倍総理を信じると言うなら今後人々が受ける放射能障害の責任は人々にあると思います。
自公は危険の判断能力がないと思います。
安倍晋三内閣は依然として原発の危険に対し甘すぎます。
放射能汚染の危険を真剣に考える政党政府・内閣に変え、日本の生活・生産環境を安全にすべきではないでしょうか。
人々まで危険の判断能力を欠いたらいったい日本はどうなるでしょうか。