埼玉県で二人の若い会社員がエアガンを人に向けて発射し、臀部を負傷させたというニュースが流れました。
私の町でも二階のベランダで洗濯物を干していた老婦人がエアガンで狙われ、警察が犯人を調べたことがあります。
近所の中年男性が犯人だったそうです。
私は直接狙われたことはありませんが、家の近くの道路や庭に結構な数のBB弾が落ちていました。
近所の人がエアガンを持っていてときどき撃っているようです。
その人は子供ではなく、立派な大人です。
大人の人がエアガンを持ち、安全を考えないで、あるいは人に向けて撃つことがあると聞くと、形が本物の銃に似ているだけにエアガンは危険玩具だと思います。
ところで私の銃に対する関心度ですが、子供の頃、私の隣の若い男性が家でピストル(コルト)を見せてくれたことがありました。
意外に大きくて重くて驚きました。
この男性はまもなくどこかへ行ってしまったので二度と彼のピストルを見ることはありませんでした。
彼は自分は警官だと言ったが、本当かうそかわかりません。
別の近所の男性は小型の空気銃を持っていて、私を連れてスズメ撃ちに行ったことがあります。
撃たせてはくれませんでしたが、空気銃は格好いいと思いました。
しかし父母は、この近所の男性の空気銃を使った素行の悪さを厳しく非難していました。
実際私も彼が弾代わりに松葉を短く切って銃につめ、人に向かって撃ったのを見たことがあったので危険人物と思い、彼の家に行くことをやめました。
町のお祭りのとき、大通りに射的の店が出ました。
筒の太いおもちゃの空気銃の筒先にコルク栓をつめてほしい景品を台から撃ち落としてもらいます。
一度だけやりましたが、貴重なお金を払ってくだらない景品をもらっても損と思って二度とやりませんでした。
高校生のとき、大学生だった兄が近所の知り合いの男性から大型の空気銃を借りてきました。
兄がいない時、弾を一箱町の銃砲店から買ってきて距離をとって木の的を置いて撃ってみました。
非常によく当たるので驚きました。
一気に一箱撃ち尽くし、二度と空気銃には手を出しませんでした。
悪いことをしたと思って誰にも空気銃を撃ったとは言いませんでした。
その後今日まで空気銃を撃ったことは一度もありません。
会社の独身寮に入ったとき隣の人が散弾銃を見せてくれました。
射撃場に行って撃っていると言っていました。
彼は私を誘ったつもりだったのでしょうが、私はやってみたいと思いませんでした。
反対に隣の人は暗いと思って関係しなくなりました。
どうも私は銃に関心を持っていないようです。
輪ゴム鉄砲は子供のころ自分で作って遊びました。
これは玩具と思っています。
老人になってからは孫のために作り、ときどき一緒にマッチ箱を的にして遊んでいます。
しかし輪ゴム鉄砲でも人に向けて撃ってはいけないと厳しく孫に教えています。