折にふれて

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鯨波 「しらゆき」が走る風景  鉄写同好会

2017-09-11 | 鉄道写真

毎月11日は「鉄写同好会」の日。

詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください。

 


 

新潟県柏崎市鯨波海岸。

トワイライト・エクスプレスを追いかけて、前回ここへやってきたのがちょうど3年前の夏。

その半年後にトワイライト・エクスプレスは廃止となり、ここへ来ることもないだろうと思っていた。

ところが...。

今年の1月に仕事で新潟へ出向く機会があった。

以前は、金沢と新潟を特急「北越」が直接結んでいたが、

北陸新幹線の開通とともに「北越」は廃止され、

今は北陸新幹線を経由し、上越妙高駅で特急「しらゆき」に乗り換えて新潟へと向かう。

その上越妙高駅でホームに入ってくる「しらゆき」を初めて見たのだが、

特急といえば、「サンダーバード」や「しらさぎ」の洗練されつつも淡白なフォルムを見慣れているせいか、

降りしきる雪の中、トリコロールの鮮やかな車体がやってくるのをかなり印象的な光景として記憶している。

その「しらゆき」の車窓から日本海を眺めながら、

また鯨波で、今度は「しらゆき」を撮ってみたいと思い始めていた。

そして、どうせ撮るなら、トリコロールが似合う夏の海、

それも夕景...ということでふたたびここへやって来たわけである。

 

さて、その夕景。

 

8月最終の土曜日。

鯨波を通過する「しらゆき」と夕陽が重なるチャンスは8月の終わりの時期しかない。

下り「しらゆき」の通過時間が18時5分頃、一方の日の入りが18時20分。

その撮影条件は、3年前にトワイライトエクスプレスを待ったときとほとんど同じ、

不思議とそれを覚えていて、カメラ設定に迷うことはなかった。

ちょっと残念だったのは、夕陽が輪郭を整える前に「しらゆき」がやってきたことだが、

こればかりは週末限定しろうとカメラマンにはどうしようもない。

今回はご愛敬ということでリタイア後の楽しみとしてとっておくことにしよう。


なんとなくの選曲は

テレフォン・ライン  エレクトリック・ライト・オーケストラ。

プログレシブというジャンルながら、ちょっと懐かしいサウンド。

Electric Light Orchestra - Telephone Line  

 

 

 

 

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