折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

祝!15周年 By空俱楽部

2025-02-20 | 空倶楽部

 

一日遅れましたが、空倶楽部の15周年おめでとうございます。

私が参加したのは2011年3月。

それまでの当ブログは趣味の写真を日記代わりのように掲載するだけで、

誰に見てもらうわけでもなかったので、

主催のかず某さんとchacha〇さんのブログに参加のお願いを

恐る恐る書き込んだことを覚えています。

私にとっては「あっ」という間の14年間だったわけですが

振り返って、折々に掲載した「空」を見返してみると

暑さ寒さや空気感はもちろん、その時の心持ちまで懐かしさとともに甦ってきます。

今回はここ一年で印象に残った空写真を自薦で掲載とのことでしたが

過去写真を見返す中でこの写真を掲載させていただくことにしました。

東日本大震災の復興がようやく本格化した頃、

出張帰りの夕刻に羽田空港で眺めた光景です。

それはまた、経営危機に陥った日本航空がV字回復を果たした頃でもありました。

光芒の中、離陸準備に向けてゆっくり動き出した真っ白な機体。

尾翼の赤い「鶴丸」、胴体の「がんばれニッポン!」の文字が

鮮やかな印象として心に残ったことを忘れません。

そして、今年は能登の復興元年。

エールを送られたような気分でこの写真を選んだ次第です。

 

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

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白山麓 雪景色 By空俱楽部

2025-01-19 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


白山麓、仏師ケ野の雪景色。

     

この冬は寒さが厳しく大雪の恐れもとの長期予報。

さらに昨年の11月後半から悪天候が続いたので

雪かきなどつらい越冬を覚悟したが

今のところの金沢は極端な積雪はない。

このまま春になってくれればと願うばかりだが

一方で雪景色を掲載せずに冬のブログを終わらせてしまうのも

ちょっとだけさみしい。

それで、前回の平泉寺の後、立ち寄った白山麓仏師ケ野の雪景色で空倶楽部に参加。

 

 

 

 

 

 

 

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青い空、白い雲 By空俱楽部

2024-09-29 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


9月14日、葛西臨海公園に広がる青空。

 

真夏さながらの青空。

そして、道行く人もほとんどが真夏の様相。

空倶楽部では毎月お題が指定される。

そして、今回のタイトル「青い空、白い雲」は8月のお題。

ひと月遅れの掲載となったが、記録的な猛暑と長い夏の記録として。

 

 

 

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晩夏 夕映え  By空俱楽部

2024-09-09 | 空倶楽部

空倶楽部、9月のお題は映り込みの空で

今回は塩屋港(石川県加賀市)の夕映えで参加。

 

さて、タイトルに「晩夏」といれたものの。

確かに暦の上ではそうだったのだが、

今年の夏の暑さで晩夏という季節感がすっ飛んでしまった。

せめて、真っ赤な景色の中にで少しでも季節感を感じていただけたなら幸いだ。

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

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土用波の風景 By空倶楽部

2024-08-29 | 空倶楽部

台風10号が迷走している。

発生後、間もなくの予報では

北陸への再接近は27日の深夜から28日未明にかけてのことだった。

それから2日以上も過ぎたにもかかわらず

未だに九州の西岸に勢力を保ったまま停滞している。

不可解なのは報道各社が「進路予想がつかない」と伝えていること。

現に当初予報とは違う進路をたどっているし、

そして、今後についても進路予報円が異様に大きい。

気象予報学が発達し、それが防災に寄与している世の中。

しかも日本の気象予報学の発達は台風の進路予想が起点のひとつだったはずだから

不思議な話だと思いつつ、台風10号に関する報道を眺めているのだ。

 

さて、今日は空倶楽部の日。

2年前の三国海岸から土用波の風景を蔵出し。

古くから漁師の間で知られていた土用波が

遠洋で発達する台風の影響だったことが

これも気象予報学の発達でつい最近になってわかったとのこと。

「つい最近」って?! これまた奇異な話だがそれはさておき。

その遠洋で生まれたいくつかの波がたまに重なり合って

通常の波の2~3倍の大きさになることが千波に一波程度の割合であるのだとか。

「これかな?」と、晩夏の夕空とともに掲載した次第だ。

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 

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梅雨空の風景  By空俱楽部

2024-07-09 | 空倶楽部

梅雨らしい気候が続いている。

「長くじめじめとした季節」と敬遠されがちな梅雨だが、

北陸に住んでいるとあまり苦にもならない。

「長くじめじめとした」に加え、積雪や寒さが2か月以上も続く北陸の冬に比べたら

さほど不快とも思わないからだ。

それに加え、ここ数年の北陸は空梅雨との印象も強かった。

ところが今年。

ここ数日は不順な天候が続いているし、さらにこの先の予報を見る限り

一週間以上も「傘のマーク」が続く。

災害を及ぼさないことが大前提ではあるけれど、梅雨も四季のひとつ。

雨の日や曇り空を楽しむ情感があってもいいのでは、と思ったりもする。

そんなことで、今回の空倶楽部は梅雨時期に印象に残った晴れ間の写真を蔵出ししてみた。

 

   


この時期に因んだ選曲を、と思いついたのが

イタリアの歌姫、ジリオラ・チンクエッティの「雨」。

 

彼女を初めて知ったのは中学生の頃。ラジオから流れてきた歌声でだった。

舌を噛みそうな名前、そして落ち着いた歌声からずいぶんと年配の女性を想像していたのだが、

その後、雑誌に掲載された写真を見た時、その姿に目を見張った。

大人の女性ではあったが、その表情に残る彼女固有のあどけなさが

魅力的に感じた、という中坊のマセた話。

 


「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

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カーブミラーと空 By空俱楽部

2024-06-09 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


空倶楽部、今月のお題は「カーブミラーと空」。

 

越前海岸に沿って50キロもの道のりを走る国道305号線。

ほとんどが崖地と海に挟まれた道はカーブミラーの宝庫だ。

だが、カーブミラーを絡めた空を撮るとなるとその宝庫もあまり用を為さない。

なぜなら、本来カーブミラーは見通しの悪い場所に設置されるもの。

つまりはカーブミラーを撮影しようと目論んでも、その大半は安全な足場を確保できないのだ。

ところが、ここだけは違う。

 

そのカーブミラーの近くにはガードレールに囲まれた安全地帯があって、

背景となる海と空が大きく見渡せるところに三脚を立てることもできる。

つまりはこの「お題」のためにあるような場所なのだ。

ここを見つけてもう5年ほどにもなるだろうか。

以来、6月が近づくと迷うことなく訪れる。

しかし、開けた場所にポツンと立つカーブミラーがあるだけの景色。

明確な撮影意図もないまま、「そこへ行けば何とかなるだろう」程度の意識で向かったのだが

ちょうど夕陽を背に大型船が通りかかってくれたので、それを望遠で狙うことにした。

けれども、夕景にカーブミラーのシルエットを置いただけの写真。

「これでよかったのかな」との思いもありつつ

また一方では、毎年撮っていてはすでにマンネリ。

「さて、来年はどうしよう」と思い悩み始めてもいる。

・・・鬼が笑うか。

 

 

 

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2024金沢・春 ③ 番外編  By空俱楽部

2024-04-29 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


金沢での写真ではないが、撮影会でのひとコマ。

この日、混みあう金沢を早々に切り上げ、撮影メンバーと加賀に向かった。

ふだん、私が四季折々に訪れる場所で、特に名の知れた撮影地があるわけでもないが

そこはコンテスト入選の猛者たちのこと。

それぞれの工夫で個性的な写真を仕上げてくれるだろう、と思ったのだ。

 

そして最後の撮影地。

日本海といえば夕陽とばかりに加佐の岬へ案内したのだが...

天気が良すぎた。そして日没の位置がシンボルとなる灯台から遠すぎた。

本来なら灯台近くに落ちる夕陽を望遠で引き寄せて景色を圧縮し、

灯台の背景として夕陽を大きく表現したいところだ。

だが、この状況では両方の被写体を収めるには標準レンズを使うしかなく

構図的にも色彩的にも平凡なシーンにしかならなかった。

メンバー方々には申し訳なく、「想い出」としてとらえていただきたいと

ご容赦いただいた次第だ。

 

 

 

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早春の光景  By空俱楽部

2024-03-19 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで



  三国港(福井県坂井市) Sony α7R3   FE24-70㎜/f2.8 GM2

 

この冬は記録的な暖冬だったそうだ。

平均気温や降った雪の量など気象条件に照らせば

たしかにそうだったのだろう。

けれども、肌で感じる季節はそれとは裏腹。

いまだに春の訪れがぐずぐずとしているようで

何度となくやってくる寒の戻りに飽き飽きしている。

つまりはちっとも暖冬だったというイメージがないのだ。

この冬は12月早々にまとまった雪が降った。

それも雪かきをしければならないほどの降雪量だったことで

のっけから暖冬という予想が裏切られた。

さらにその感覚を決定づけたのは能登半島地震だった。

発災以来、被災地の悪天候を見るにつけ一日も早い春を待ち望んだ。

それが、むしろ例年よりも春が遅いと感じさせているのかもしれない。

明日からはまた雪の予報。

三寒四温とは言うものの、これで最後にしてほしいものだ。

 

 

 

 

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鉄塔銀座から By空倶楽部

2023-10-09 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


空倶楽部。10月のお題は「鉄塔と空」。

悩ましい難題のひとつだが、

ふと、「あそこなら!」と思いついたところがあった。

それがこの場所。福井県坂井市三国町の高台からの風景だ。


   Sony α7S2   FE24-70㎜/f2.8 GM2

 

ここでは過去にも何度か、このお題のクリアに取り組んだことがある。

だが、それはあくまでもひとつひとつの鉄塔と空でしかなかった。

ここには福井県有数の火力発電所があって、

生まれたばかりの電気を各地へ送り出している。

その送電を担う無数の鉄塔があることを思い出し、

それらをまとめて高台から眺めて見たくなったのだ。

そして、数々の鉄塔の源ともいえる、言わば一丁目一番地がここ。


         Sony α7R3  FE2.8 16-35 GM 

 

三国港越しに眺める火力発電所の煙突。

昨年の冬に撮ったものだが、

「どうだ!」とばかりに快晴の空を従える姿に心ひかれた次第だ。

 

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