折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

日本海日暮れ空 夏はもうそこまで  By空倶楽部

2016-06-29 | 空倶楽部

梅雨の中休み、日暮れの日本海へ。

ここは能登の入り口、白尾海岸。

金沢と能登を結ぶ自動車専用道路越しに大きく広がる日本海をながめる。

梅雨のせいで少し重たい潮風も日暮れ間近ともなると心地よい。

夏はもうそこまで。

今年の夏は暑いらしいぞ。


 

海水浴が待ち遠しいという年でもないのに、

この時期になると、どういうわけか夏の海が恋しくなる。

そんなノスタルジックな思いをさらに掻き立ててくれるのがビーチボーイズ。

The Beach Boys   Surfer Girl

 

「9」のつく日は空倶楽部の日   

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しっとり、しっぽり余呉の風景

2016-06-26 | 近江憧憬

滋賀県長浜市余呉湖。

標高130メートルほどとのことだから

そう高い場所ではないが、

賤ケ岳など四方を山に囲まれているせいか

ずいぶんと山あいの地に感じる。

そして、周囲6Kmあまりの小さな湖。

そのひっそりとした佇まいは季節ごとに様々な風景を映し出す。

梅雨のさなか、小雨の朝。

木々にかかる霧が晴れて、現れた湖岸は緑鮮やかにしっとり、しっぽり。

これまでどうして見過ごしていたのか...。

なんとも瑞々しい余呉の風景に気づいた次第。


 なんとなくの選曲は、時節がら... 

 

I Wish it Would Rain Down ( 雨にお願い)  Phil Collins

 

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鹿児島の空と「Will you still love me tomorrow?」  By空倶楽部

2016-06-19 | オトナの遠足

鹿児島、城山から眺めた朝焼けの空。

ここからは鹿児島市街のほぼ全域と

錦江湾越しに桜島の雄大な姿を望むことができる。

城山といえば、西南戦争最後の激戦地。

この景色を眺めていると、西郷隆盛が終焉の地として城山を選んだことにも頷ける。

足掛け3日間の鹿児島滞在。

かつて、一緒に仕事をした仲間たちとの再会など、

楽しい時間はあっという間に過ぎたが、

この景色はいつまでも心に残る...そう思えるほど印象的な朝焼けだった。

 

さて、楽しかったといえば、鹿児島での最後の夜のこと。

 

鹿児島中央駅近くの屋台村へひとりで立ち寄った。

「かごっまふるさと屋台村」といって、鹿児島の食材、郷土料理を供する25店が軒を連ねている。

圧倒的に地元客が多く、入った店もそう。

カウンターばかり10席にも満たない店で、

しばらくは常連さん同士の会話に聞き耳を立てるだけだったが、

ふとした会話から、隣に座っていた男性が同じ大学の出身でしかも同級生ということがわかり、

それをきっかけに他の方たちとも会話が弾んだ。

誰もがあたたかく接してくれて、思わぬ楽しい時間となった。

その中で感じた意外なこと。

地元の人たちの会話がほとんど標準語なのだ。

若い人ならともかく、ある程度の年齢の方でもまったく方言を感じさせない。

新幹線が開通したことで、

空の便に加えて、大阪や東京との行き来がさらに多くなり、

海外からの観光客も増えているからでは?! とのことだったが...。

それもあるかも知れないが、維新前後の薩摩人の活躍を思うと、

この地に連綿として続く、開放性や進取の気性とでもいうような県民性が影響しているように感じた。

そして最後に、隣にいた二人連れの若い女性たちからダメを押された。 

「ごわす」とか「おいどん」とか言うと思ってたんでしょ?!

...図星です。 


朝日を眺めながら思いついたなんとなくの選曲

「Will you still love me tomorrow」

キャロル・キングのデビューアルバム「Tapestry(つづれおり)」からの一曲。

ベストセラーとなったこのアルバム、イッツ・トゥー・レイト、君の友達、ナチュラルウーマンなどいずれも傑作揃い。

そして、この曲も名曲。

美しいメロディとともに、なんとも切なく愛らしい女性の心情を感じていただけたら幸い。

 
  Carole King - Will You Still Love Me Tomorrow? (1971)

♪今夜は何も話さないで...

 だって、あなたは「私がたったひとりの女性」と言うに決まっているから。

 だけど、このすてきな夜が明けたら、私の恋も終わってしまうかと不安なの...

 私は知りたいの。あなたの愛が確かなものかということを。

 だから答えて。二度とは尋ねないから...

   「明日になっても、あなたは私を愛してくれているのかしら...?」

 

 

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6月10日は「路面電車の日」 都電荒川線 軌道緑化の話

2016-06-14 | 鉄道写真

6月10日は、6(路)10(電)の語呂合わせで「路面電車の日」。

平成7年に広島で開催された「路面電車サミット」で制定されたとのことで、

この頃、日本各地で路面電車の利用推進に向けたイベントが開催されるという。

 

そして、6月12日の日曜日。

ちょっとした縁もあり、

ここ、都電荒川線荒川車庫で開催された「2016路面電車の日」のイベントに出かけることに。

オープンから間もない時間にもかかわらず、すでにこの混みよう...というか人があふれかえっている。

車両見学はもちろん、ふだんは立ち入ることができない車庫内の見学は長蛇の列。

レール締結ボルト締めという(かなりマニアック...?!)体験コーナーでさえたいへんな行列ができていた。

また、所狭しと並ぶ荒川線オリジナルグッズの販売コーナーや

沿線商店街の露店にも人また人...。

それもそのはず、10時から13時という3時間のイベントにもかかわらず、

入場者は約4000人とのこと。

この混みようにも納得がいくというものだ。

 

実は、このイベントへ出かけるには理由があった。

 

荒川線 荒川車庫前駅付近の軌道緑化。

 

詳しいことは差し控えるが、軌道緑化の観察がその理由で、

前回の鹿児島市電に引き続いて、仕事の一環として出かけた次第である。

その荒川線と鹿児島市電の軌道緑化には大きな違いがある。

それは植栽の種類で、鹿児島も含め熊本や広島などほとんどの軌道緑化が芝であるのに対し、荒川線はセダムである。

 

これがセダム。

一見、雑草のように見えるが多肉植物。

かなり大雑把ではあるが、サボテンの仲間などという表現も当てはまるかもしれない。

つまり渇水に強く、芝に比べると水やりなど管理の手間が省けるのが最大のメリットだ。

 

余談…。

セダムについてもうひとつ付け加えるなら、

最近、「多肉系女子」なる、植物愛好家カテゴリー(かなりゆるいが)があって、

セダムなど多肉植物を寄せ植えして、楽しんでいる人たちが増えているのだという。

 

さて、荒川線の軌道緑化。

まだ本格採用というわけではない。

今年始まった実証実験で蒸散効果や生物多様性などの環境貢献の度合いを監視している。

そこには、管理の手間のかかり具合も含まれ、採用の可否を総合的に判断する指標とするためだ。

先の記事にも書いたが、軌道緑化が都市の美観形成のみならず

ヒートアイランド現象の緩和など、環境貢献効果がいかほどのものか、

興味深いところである。

 


なんとなくの選曲。

チューリップの曲の中に彼らの故郷、福岡の路面電車を歌ったものがあったはず?!

しばらくyoutubeを彷徨って、ようやく見つけることができた。

♪ しばらくぶりの故郷は

  大きな街に姿を変えていた

   体をゆすって走っていた路面電車はもういない

あらためて聴いてみると、路面電車が出てくるのは冒頭の歌詞だけ。

それだけ「路面電車」のインパクトが強かったということかな。

 

 

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久々の鹿児島 市電軌道緑化  鉄写同好会 

2016-06-11 | 鉄道写真

久々の鹿児島。

多いときは年に2,3回は訪れていたものだが、

当ブログで振り返ってみたところ、6年ぶりとなる。

したがって、せっかくの遠方、いくつかは鹿児島での話題をはさみたい。

そんなわけで今日は11日。てくっぺさんが主宰する「鉄写同好会」の日ということで「鉄」の話。

       ※ 詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください。

 

さて、「鉄」という切り口での鹿児島。

6年前と様変わりした事といえば、何はともあれ九州新幹線の開通。

ふと、震災後しばらくして流れたコマーシャル映像を思い出した。

沿線の人々が手を振る姿がどこか日本を元気にしてくれるような気がしたものだ。

そして、もうひとつが鹿児島市電の軌道緑化。

しかし、この軌道緑化についての記憶はあいまいで、

6年前にはすでにあって、気づいていなかっただけかもしれない。

最近、都市緑化に関係する仕事を担当しているので、

鹿児島を訪れる機会があったら、ぜひ軌道緑化を見てみたいと思っていた次第だが、

鹿児島の方からは「もっと前から軌道緑化はあった」と叱られるかもしれない。

 

ともあれ、軌道緑化。

都市のインフラ整備に重要な都市型交通システムのひとつとして路面電車が見直されている。

特に、高齢化社会の到来に備えて、

都市の機能をコンパクトに集約しようとする地方都市においては、

利便性という点で路面電車が脚光を浴びている。

また、路面電車の軌道は、都市の景観形成やヒートアイランド現象緩和という観点から緑化ニーズが高いとされ、

各地で軌道緑化(実験も含めて)の取り組みが始まっているという。

 

そして、その草分け的存在が鹿児島市電というわけだ。

鹿児島の玄関口、JR鹿児島中央駅付近。

ひときわ交通量の多い道路と並行して延びる緑のラインはグレーの街を瑞々しく彩っている。

目にやさしい軌道緑化が都市の美観形成に貢献していることは間違いないようだ。 

南国、しかも夏本番の鹿児島。

この日もうだるような暑さだったが、

一瞬、暑さを忘れて、そう感じた。


 

 なんとなくの選曲というか…

市内を歩いていて流れてきたクラプトン。

Eric Clapton - Change The World

 

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金沢港で「カーブミラーの空」を探した   By空倶楽部

2016-06-09 | 空倶楽部

金沢港へ「カーブミラーの空」を探しに出かけた。

というのも空倶楽部、今月のお題は「カーブミラーの空」。

「カーブミラーに映る空」、「カーブミラーがある空の風景」。

解釈はどちらでもよいと思うのだが、かなりの難題である。

なぜなら。

カーブミラーというものはだいたいが下を向いている。

したがって、近くに寄って真下から見上げないと空が映らない。

さらに、道路わきに設置されていて、

しかも急カーブなど見通しの悪いところと相場は決まっているので、

交通量の多いところでの撮影は大げさにいうなら命がけ。

また、見通しが悪いところは、

住宅街や木々がうっそうとした山間部など、込み入った場所が多く、

「これは!」という空風景に仕上げるにはこれまた難題。

それで、とどのつまりが広々とした空が広がる金沢港へ向かったという次第。

 

その金沢港。

藩政時代、大野川の河口に開けた漁港がその始まりと言われている。

幕末には、海防の要所、お台場として大砲も設置され、その跡も残されている。

昭和30年代の後半、三八豪雪により陸上輸送が途絶えたことから、

海路補給の重要性が急浮上し、築港整備が急ピッチに始まったのだという。

 

 

さて、肝心のカーブミラーの空。

この日は全天薄い雲に覆われていた。

抜けるような青空をイメージしていたので、

空風景的には「あいにくの日」だったはずだが…。

あらためて空の表情を眺めてみると

この、もやもやとした雲の表情も面白いと気づかされた。

しかし、残念ながら、「カーブミラーの空」への悩ましさについては解消されていない。

来年に向けてじっくりと考えることにしよう。(また、来年も悩んでいると思うけど...)

 


なんとなくの選曲は、オーティス・レディングの名曲で。

♪ 波止場に座って、無駄に時間を過ごす~

まるで ドック オヴ ザ ベイ みたいな一日だったかな

Otis Redding Sittin' On The Dock Of The Bay

 

 

 

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かのん その後

2016-06-07 | 愛犬生活

久々にかのん。

 

まもなく生後7カ月。

すでに体重は8kg。

ミディアム・プードルの標準体重が8Kgから12Kgというから、

すでに成犬並みの大きさ。

 

とはいえ、やることと云えば...。


見ててね!                    よっこら...                     しょ ・・・・と!

万事がこの通り、とてもレディとは思えない、あられもない姿...

 

そして、大のお気に入りは...

 

妹がくれたおもちゃの「新巻鮭」。

クマか!

 

とにかく元気!

医者いらず。


 Janis Ian - Will You Dance?

 

 

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バラの花束抱いて...♪

2016-06-02 | 花歳時記

 玄関先に活けたつるばらが満開になった。

数年前に母の日のプレゼントとして長男が送ってきた鉢植えのつるばら。

年ごとにその嵩を増やし、今では玄関につづく小道を覆うばかり。

まるで、「いってらっしゃい!」とばかりに送り出してくれるような見事な咲きっぷり。

そのつるばらに背中を押されるように、毎朝、元気に出勤。

♪ 恋人もいないのに 

  ばらの花束抱いて

  いそいそ出かけて行きました

  空はいつになく青く澄んで

  思わず泣きたくなるのです

 

                                             恋人もいないのに   シモンズ

 

さて、ばらばかりが花じゃないぞと玄関先を飾る植物たち。

「いそいそと」出かける季節はまだしばらく続きそうだ。

 

 

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