9月の4連休、久しぶりに奥能登へ出かけた。
日本海に「馬の頭」のように大きく突き出ている半島が能登で
「馬」の喉元からうなじにかけてを口能登と呼び、
喉から口にあたるところが中能登、
そして、頭から鼻先にかけてが奥能登にあたる。
中能登までは仕事で頻繁に出かけている。
片道100キロの道のりだが、
最近無料化された自動車専用道路を使えば1時間程度の移動で済む。
ところが奥能登となるとそうはいかない。
複雑な海岸線に沿った道は曲がりくねって長い。
また、一見ショートカットのように思える列島を横切る道は
狭くてアップダウンも激しい。
極端な話。関西へ向かうほど距離があるし
また、また行先によっては関西以上に
移動時間もかかったりするのだ。
それでも、奥能登にはその移動の苦労を差し引いても余りある魅力がある。
「能登はやさしや土までも」
能登を紹介する際によく使われる言葉だ。
いろいろと解釈はあるのだろうが
能登の風土、そして人のこころを表すにぴったりの言葉と思う。
話が長くなったが能登で出会った風景。
能登 見附島 2020.09.21 14:29 Sony α7R3 FE2.8 16-35 GM (20㎜ ,f/8,1/200sec,ISO100)
能登は空も海もやさしかった。
「9」のつく日は空倶楽部の日。