12月のはじめ
汐留から眺めた東京の海と空
冬晴れとタイトルつけましたが
秋と冬がせめぎ合っている季節変わり目の空ですね
9のつく日は空倶楽部の日
昨日は左義長(さぎちょう)
こどもの頃の記憶では1月15日だったのですが
全国的に成人式とともに1月の第二日曜日に繰り上がっているようです
昨年は新年早々に岳父が逝去したので
正月3が日の初詣は控えて
昨日ようやく初詣に出かけました
ここ2、3日の寒さも緩み
時々陽もさす穏やかな日
遅ればせながら、気持ち新たにスタートという感じかな
そうそう、左義長のこと
この行事、地方によって呼び方が違うそうですね
どんど、とんど、さいと...などなど
正月の縁起物を焼いて神様をお返しするという意味合いは、ほぼ共通しているようですけどね
毎月11日は「鉄写同好会」の日
詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください
今回は冬の氷見線
雨晴海岸駅(富山県高岡市)付近を一挙掲載
粉雪舞う氷見線...やっぱり冬はこうでなくちゃ
空倶楽部 毎月9日はお題の日
今回は、「1月1日の空」
ということで、正真正銘1月1日の金沢の空
実はモノクロームで撮っているわけではありません
フルカラー、総天然色なのに、この空
これが北陸、冬の空のスタンダードです
9のつく日は空倶楽部の日
新江の島水族館にて
最近の水族館でよく見かけるパノラマ水槽
大型の魚やウミガメが悠々と泳いでいる姿、
さながら海中にいるような感覚に
圧倒され、感動もするけれど
食い入るように「海」を見上げる子供たちの姿はもっと感動的
元興寺(がんこうじ)
奈良市中心部、古い街並みを残す奈良町に佇む古刹です
蘇我馬子が飛鳥で創建し、平城京遷都とともにこの地に移転したとありますから
ちょっとやそっとの古さではない、世界遺産としての登録にも納得できます
今は奈良町の街並みに溶け込んでいますが
元々は東大寺、興福寺と並ぶ大伽藍を誇っていたとか
それが室町時代に焼失し、敷地のほとんどが今の奈良町となったそうです
残された建物(極楽堂と禅室)は何度か修復されているようですが
使われている丸瓦は飛鳥時代のもの、もちろん日本最古の瓦といいますから
この寺が刻んだ歴史が理解できるというものです
冬の頼りない光に照らされる石仏群
今にも朽ちそうな土塀...などに
たくさんの観光客が押し寄せる寺では薄れてしまった感覚
奈良、悠久の時間を感じる思いでした
1月3日、今年初めて北陸に広がった青空
青空といっても、薄い雲が霞のように空全体にかかっている
それでも富山湾越しに雄大な立山連峰の姿を眺めることができました
海からそそり立つようにそびえる
3000メートル級の山々
雪の稜線が空と混じり合う光景は圧巻
富士山や白山と並ぶ日本三霊山のひとつ
ほんとうに神が住んでいるのでは...?!
そんな「神々しさ」を感じずにはいられませんでした
前回も書きましたが...。
浄瑠璃寺の境内が東方浄土を再現したものなら・・・
差し詰め、この門は浄土の入り口ということになるのでしょうか…
ということで、冬の浄瑠璃寺が続きます
広大な敷地があるわけでもなく
豪華な伽藍を持つわけでもない
もちろん大和路には、新薬師寺や秋篠寺のように
そんな静かな佇まいの寺も多いのだけれど
この浄瑠璃寺から受ける印象は
それらの寺ともかなり趣が異なるように思えます
その印象、うまく伝えることできませんが
少々気取って表現するなら
「浄土」を模した佇まいに心の安らぎを感じる
...といったところでしょうか(ガラにもない)
さて、冬枯れの朝
草花や木々の色彩が薄れた浄瑠璃寺もなかなかいいものです
当尾の里 浄瑠璃寺 参道
浄瑠璃寺は平安時代、浄土信仰により創建、
境内は東方浄瑠璃浄土を再現したものだとか...。
え? 「東方浄土」...?
浄土は西にあるものというのが通説だと思っていましたが
調べてみると、浄土とは仏の住むところで、その所在も複数のよう
つきつめると、なにやら難しい話なっていくようですが
ともかく、この道は「浄土へと続く道」
そう思って眺めると、静かな佇まいも
なんとなくありがたく思えてきました...。