「公式戦に出るから応援に来て!」
長女からせがまれて孫Hの野球観戦へと出かけた。
Hが学童野球チームに入って3年。
ダブダブのユニフォームにやたらと大きいヘルメットとグラブ。
そんなHの印象しかなかったのだが、子供にとって3年間の成長は大きかった。
「四番、キャッチャー。H君」とのコールの後、
打席には見違えるばかりに凛々しい野球少年が立っていた。
そして、キャッチャーと言えば守備の要。
先輩の見様見真似もあるのだろうが、中々に堂々としたものだ。
そして、そのプレーの一端をご披露。
当たったら、軽く外野まで飛ぶぞ、とばかりのスイングで三振。
長女に言わせると、いいところを見せようとして大振りになったのだとか。
さらに、守備面では。
ボールがバットに当たるたびにヘルメットとマスクを後方に跳ね上げてボールの行方を追う。
また、大きく逸れたボールは体を使って止める
監督やコーチの指導のお陰だろうが、その鍛えられ方は頼もしく目に映る。
そんな攻守を目を細めて眺めていたのだが、さて、その結果は...。
先行は許したものの、8対1で4回コールド勝ち。お見事。
そして、最後の整列を終えてスタンドへと駆け寄る子供たちは満面の笑顔。
そのあどけなさが残る表情にまた目を細めていた次第だ。
それにしてもだ。
ひときわ目立つ坊主頭。
これまた長女に言わせると「何かプレースタイルとか、こだわりがあるみたい」
なのだそうだ。まだ4年生なのに!?
※空倶楽部はお休みします。