はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西陣あたりを歴史散歩しました(2)

2018-12-24 18:30:00 | 京都をぶらり
西陣を散策しています。烏丸今出川を出発して、白峰神社や三上家路地に立ち寄りました。次にめざすのは千本通の釘抜地蔵です。

紋屋図子を後にします。正面に見えているのは本隆寺です。現在は改装中のようです。



以前にもこの辺りを歩いて、本隆寺の塀の写真を取りました。練り込まれた瓦が特徴的です。



中古カメラ屋さんもいい雰囲気です。



こちらは、ちがうパターンで瓦が入っています。



ここは岩神ホールという建物で、織工場だったところを改装したそうです。みかんの木やポストが面白いです。



古いのか新しいのかよく分からない京町家でした。



千本通までやってきました。ちょっと探しましたが、釘抜(くぎぬき)地蔵:石像寺(しゃくぞうじ)に到着です。
門を入ると大きな釘抜が迎えてくれます。



ここには初めて来たのですが、ちょっと感動しました。観光寺では無いので観光客はいないのですが、近所の人でしょうか数人のお参りがあり、本堂の周りを熱心に御百度参りをされていました。



弘法大師が持ち帰った石を刻んだとされる地蔵が、身体や心の苦しみを抜き取ってくれるそうです。



2本の釘と釘抜をくくりつけた絵馬には正直驚きました。



本堂やまわりにある仏様や地蔵様にも歴史を感じます。



お堂の壁には絵馬がびっしりと貼られ、庶民の信仰の深さとともにご利益の大きさを感じました。



※撮影日 2018.12.21