はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

黒部で岩魚とたわむれました その2

2015-08-11 22:40:40 | 釣りの旅
黒部、二日目(8月8日)です。今日も平の小屋から黒部湖を見ると、いい天気のようです。

平の小屋は、標高約1500メートルです。ブナやクロベなどの樹林に囲まれています。




今日は、ヌクイ谷を釣る予定です。しかし、前日に平の小屋のご主人から、「このところ雨が少ないので、イワナが川に入っていない。釣果もかんばしくない。」との情報をいただいたのですが、とりあえずヌクイ谷へ向かいました。


とりあえず、ヌクイ谷の流れ込みの所に下りて、イワナが溜まっていると思われる流れ込みから釣ることにしました。

黒部湖の対岸には針ノ木岳(2820m)がそびえています。


まずは流れ込みこみからの釣りです。ミミズを餌に何回か流すと、コンコンというあたりがありました。少し待ってから合わせると、25センチほどのイワナが釣れました。

とりあえず1尾釣れました。岩魚さんに会えたので、もう満足なのですが、そうもいかないので更に釣り上がります。
ヌクイ谷は、かなり上まで続いています。雨が降っていないのに水量が多いのは、残雪が多いからでしょう。しかし、岩魚はなかなか反応してくれません。(やっぱり、いないのか?)






振り返ると、針ノ木岳が見守ってくれています。天気が良すぎて、渓流にいるのに暑いぐらいです。水もしっかり飲んで熱中症に注意です。餌のミミズもダウンぎみです。


昼になったので、楽しみの昼食です。山ではやっぱりカレーですね。もちろんワイン付きです。




本当は、魚止めまで行く予定でしたが、「雪渓があるので無理だよ」と言われていた通り、雪渓があらわれました。

今にも崩れそうなスノウブリッジです。

記念写真を写して、ここで引き返しました。(私です。)


この後、2回もこけてしまって、竿を折るは、手を強打するはと、さんざんな目にあいました。竿はテンカラ竿に替えて釣ったのですが、イワナが毛針に飛び出すことはありませんでした。

歩き辛い沢をなんとか下りて、やっと登山道に出ました。ちょっと疲れた足取りで山小屋へ戻りました。


そして、この日も夜遅くまで飲んでしまいました。
つづく。





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