はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

富山に行ったらお寿司です

2015-06-09 21:52:49 | 美酒と美食
富山県に行ったらお寿司です。富山と言えば、ます寿司が有名ですが、お寿司屋さんに行って、地物の魚をにぎってもらうのが最高です。魚も美味しいですが、地酒がまた美味しいです!

今回も、魚津のホテルに泊まって、町のお寿司やさんへ出かけました。
食べログで調べて、小政というお寿司やさんに行きました。気楽な一人旅なので、お店に入って、カウンター席に座り、まずはビールを注文です。それから、おすすめのおつくりを軽めにお願いしました。
やがて出てきたのは、写真のようなおつくりです。

イカ、トロ、ハマチ、タイ、岩牡蠣、甘エビ、甘エビのミソです。見るからに美味しそうでしょ。これにあう地酒をお願いすると、出てきたお酒のおいしいこと。辛口で、すっきりとして、料理に合うこと、このうえなしです。
次に、お寿司も、おすすめを軽めでお願いしました。

左から、イカ、タイ、エビ、ハマチ、マグロ、カニ、中落ち、白エビです。これに合う地酒を注文します。隣の石川県のお酒でしたが、これまた、さっぱりとしたおいしいお酒でした。
最後に、もう1杯地酒をお願いして、(これまたおいしかったです。)ごちそうさまにしました。
地酒はよくまわります。(コップに結構入っていました。)いい気持ちになりながら、ホテルへ帰り着きました。(もちろん帰り道で、コンビニでハイボールと水割りを買いましたよ。)おかげで、翌日は二日酔いで秘湯の旅へ行くことになりました。

今回のお店も本当に美味しかったです。魚津では、2年前にスキーの帰りにもお寿司を食べたのですが、美味しかった思い出があります。(その店の名前が思い出せなくて…。)
富山市内でも2回ほど食べたことがありますが、美味しかったです。富山だけでなく、石川も福井も美味しかったです。ようするに、北陸では、お寿司を食べようということですね。

秘湯への旅 小川温泉元湯 (富山県の温泉1)

2015-06-08 22:11:14 | 秘湯の旅
車をとばして、富山県の温泉に行ってきました
今回は、その1として、小川温泉元湯を紹介します 車なら、北陸道の朝日インターで降りて、15分ほど山に向かって走れば着いてしまいます 車から見える高い山には、まだ雪が残っていました。小川温泉は秘湯とは言えないかもしれませんが、けっこう山深いところにある温泉です。
(洞窟風呂の遠景)
この温泉は湯治場としても有名です。2年前に行ったときには、その湯治の宿の不老館に泊まりました。1泊素泊まりですが、3300円でした
(不老館の全景)
(2年前に泊まった部屋)

はじめて、この温泉に来たのは、「思い出の山歩き 白馬岳」でも書きましたが、高校の山岳部の合宿の時です。大糸線の北小谷駅から歩いて来たのですから、遠かったこと その時は、大きなお風呂(混浴でした。)に入った記憶しかありません。

さて、この温泉でぜひ入っておきたいのが、天然洞窟野天風呂です 湯の華が凝固した洞窟で、天然記念物にも指定されているそうです。不老館から山に向かって7~8分歩いていきます。
(洞窟風呂)
いいお湯です パイプのところからは50度ぐらいのお湯が出ています。(「打たせ湯ではありません」の注意書きがありました。)
(脱衣場 左が洞窟風呂)

小川温泉元湯は、湯治と洞窟風呂だけではありません。りっぱな「ホテルおがわ」という温泉旅館があります。大浴場もすばらしいと思いますよ?(入ってませんが

温泉とは関係ありませんが、移動しているときに見つけました
セブンイレブンいいえ、セブンストアーです

旅の空にはニール・ヤング(ロールし続けるミュージシャンのこと)

2015-06-06 21:18:48 | 音楽の話
カーステレオから流れてくるのは、いつもニール・ヤングの歌声
なかでもニール・ヤングのアルバム『ハーヴェスト』は、もう40年近く聞いているアルバムです。

その中の「Heart Of Gold (孤独の旅路)」は私が一番好きな曲です。一応ロックなのですが、ギターがギンギン、ボーカルが絶唱というものではありません。このブログから音が出るのなら聞かせてあげたいものですが、初めてニール・ヤングの歌声を聞いた人は、「なに?この声!」って言うと思いますよ。
ニール・ヤングの音楽は一言では言い表せないものです。フォークソングからカントリーミュージック・ロカビリー・グランジ・爆音ギタリスト(へたうま)と、そして70歳になった今でも、最前線で活躍しているアーテストです。
ライブにも行きました。2003年に大阪城ホールでクレイジーホースと一緒に、あの爆音ギターも鳴らしてくれたのを昨日のことのように思い出します。
ニール・ヤングは行動する人でもあるんです。イラク戦争に反対し、ブッシュ政権を批判し、2001・9・11の同時多発テロのあとは、ラジオで放送禁止になっていたジョン・レノンの「イマジン」を歌いました。最近では、遺伝子組み換え裁判で、スタバコーヒーのボイコットを呼びかけるなど、ロールし続けるおじいちゃんです。

新潮文庫から出ている『せんせい』(重松 清 著)という本の中に「白髪のニール」という短編があります。重松さんもニール・ヤングが好きなんだと嬉しくなりました。そこに登場する富田先生のセリフに「ニール・ヤングは、歳をとることを歌うてくれたんじゃ。それがロックなんじゃ。ロックはロールなんじゃ。キープ・オンなんじゃ。そこがいちばん大事なところなんじゃ。」というのがありますが、まさにうまい表現です。(重松さんは、作家やもんな。)
 (2012年に出版された自伝です。今は、こんな感じのおじいちゃんです。)
今日もまたニール・ヤングを聞いています。知らないうちにニール・ヤングのCDが40枚ほどになりました。ニールはロールし続けているので、まだまだ、枚数が増えそうです。
「孤独の旅路」の歌詞の最後のフレーズは「And I"m Getting Old」(そして、僕は歳をとっていく。)です。
富田先生は言っていた「歳をとることがロックだと。ニール・ヤングはそれを歌ってくれていたんだと。
僕は、ロールしているか?僕の人生は、まだ止まっていないか?動きつづけてるか?ロール。ロール。


そして、私も歳をとっていきます。

九州の鉄道がよかとです その2 列車の旅は楽しい

2015-06-05 16:48:04 | 鉄道の旅
九州の旅の楽しみは、特色ある列車に乗ることができることですね
今回は、久しぶりの「九州の鉄道がよかとです」(ちょっと昔の旅ですが

鹿児島から指宿に向かうには、指宿枕崎線の「特急指宿のたまて箱」に乗ります。白と黒に塗り分けられた大胆な車両です。薩摩半島に伝わる竜宮伝説にちなんでいるそうです。指宿の駅では、白い煙が出てきましたよ。おかげで浦島太郎みたいに白髪になってしまいました しかし、指宿の砂むし温泉は最高です
(指宿のたまて箱)
(いぶたまの内部)

鹿児島中央駅にもどったら、「かるかん」(お土産)と「さつまあげ」を忘れずに
次に乗るのは「特急はやとの風」です。漆黒のボディーが印象的なノスタルジックな列車です
(はやとの風)
(金色のロゴがはえる)
車内は、木のぬくもりがいっぱいです。おなじみ、水戸岡鋭治さんデザインです。水戸岡さんといえば、九州だけでなく全国からひっぱりだこのようですね
(車内は木のぬくもりが)
車窓からは、錦江湾ごしに、噴煙を上げる桜島が眺めることができます。鹿児島中央駅で買った、さつまあげをつまみにビールが美味しいです
(噴煙を上げる桜島)
列車はやがて嘉例川駅に到着です。この駅は、明治36年(1003年)開業の肥薩線最古の駅です。こんな駅にも停まってくれるのが観光列車?のいいところですね
(嘉例川駅)
吉松駅で、「いさぶろう・しんぺい」に乗り換えです 「いさぶろう・しんぺい」というのは、明治時代の鉄道の偉人からのネーミングだそうです。
(いさぶろう・しんぺい)
この列車は、「日本三大車窓」や、「ループ・スイッチバック」が楽しめます。
(日本三大車窓)
えびの盆地ごしに霧島連山が見えています。長野県の篠ノ井線、北海道の根室本線旧線とが「日本三大車窓」らしいです。
(真幸駅のスイッチバック)
そして、列車は人吉に到着です 次は、いよいよ最後のお楽しみ「SL人吉」に乗り込みます
さすがに蒸気機関車は力強いですね。走り出す時の揺れやら、汽笛の音やら、煙のにおいやら、懐かしさに包まれますそれでいて、車内は快適な空間になっているのです。沿線の子どもも大人も手を振って歓迎してくれます
(SL人吉)
(熊本駅のSL人吉)
やがて、汽車は熊本駅にゆっくりと入線して、楽しかった今回の「乗り鉄の旅」は終わりです。(つづく)

黄色い新幹線を見るには

2015-06-04 18:12:29 | 鉄道の旅
我が家からは新幹線が見えるのです
毎日、新幹線を見ては、「どこかへ行きたい!」と、心は旅の空へと飛んで行きます。時々、ドクターイエローも走っていますよ。ドクターイエローを見たら幸せになれるとか言いますが、何回も見ているので、チョウ幸せなんでしょうか

新大阪に停車中のドクターイエローです。かっこいいですね!どうしたら見ることができるんでしょうね?実は、ネットで調べて見に行ったんですよ。「ドクターイエローを確実に見る方法」だったかな?カレンダーや時刻表も載っていて、とてもありがたかったのですが、最近止めたみたいです。なんでも、当たらなかったのか?文句を言う人がいたようで、それで載せるのを止めたみたいです。どこの世界にも文句ばっかり言ってる人が多いですねせっかくの情報源だったのに残念です

下りの翌日がチャンスです。「回送980」がドクターイエローです。(「ご乗車いただけません。」あたりまえですね。)上りは、鳥飼基地から一度もどってきて、23番ホームに入り、20分ほど停車していました。

旅行に行くときは、飛行機よりも「やっぱり!新幹線よね!」を利用します。(一応鉄道ファンですから。)新幹線は、安全で便利な乗り物です。(JRのまわし者ではありませんよ)そんな新幹線を支えてくれているのが、ドクターイエローなのです。がんばってください
(我が家からのドクターイエロー)
そういえば昔、イエローサブマリンというのがありましたが…「お呼びでないね。こりゃまた失礼いたしました!」(クレージーキャッツのギャグですよ