はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

明日香で春を探しました

2022-03-25 19:25:25 | 明日香をぶらり
サンシュユの咲く丘を楽しんだあとは、飛鳥川のほとりにやって来ました。



期待通り、菜の花が咲いていました。





ここでは菜の花と梅が楽しめます。(紅い花の正体は未だにわかりませんが、梅にしておきます。)





明日香の春らしい風景です。





前の菜の花をボケさせたり





後ろの梅をボケさせたりして遊びました。





ボケてませんが、ボケもたくさん咲いていました。





こちらはレンギョウでしょうか。





弥勒石あたりの飛鳥川です。





飛鳥川の土手に咲くタンポポです。





水温む飛鳥川です。土手の花桃の蕾もふくらんで来ました。





馬酔木も咲いていました。





おなじみの飛鳥寺です。明日香はどの季節に訪れても旅人をあたたかく迎えてくれます。





明日香からの帰りに藤原宮跡の菜の花畑を訪ねました。





桜の蕾もふくらんで、もう少しすれば桜と菜の花の共演が楽しめそうです。





※訪問日 2022.3.21


ブログ仲間のtakayanさんや信さんがカタクリの名所に行かれたようです。
ということで私も大阪のカタクリの名所(?)大阪市立大学附属植物園(交野市私市にあります。)に行ってきました。
その様子は次回にアップしたいと思います。
(ところで交野や私市という地名は読めたでしょうか?京阪電車の駅名にもなっていて難読駅名です。正解はカタノとキサイチでした。)

今年もサンシュユの咲く丘へ

2022-03-24 19:28:28 | 明日香をぶらり
この時期、明日香を歩く楽しみの一つにサンシュユの花があります。
今年は花の開花が遅くて咲いているのか心配でしたが、いい感じで咲いていました。
(開花が遅いと言いましたが、今年の桜の開花は例年より早いそうです。)


いつものように山田寺跡の駐車場に車を停めて、丘に上るとサンシュユが迎えてくれました。





丘の頂上につづく、この小径が素敵です。





一面、黄色の世界です。





見ごろの少し手前でしょうか。





そんなに高くはありませんが、丘の上からの眺めが気に入っています。





黄色が青空に映えます。





この日のレンズは18-35mmの軽い標準ズームだけでした。





山田寺は大化改新のころに建てられた寺です。山田の集落も古い歴史があるのでしょう。





竹林も美しいです。





見事なサンシュユの林です。





青空に白い雲、そして黄色です。





こんな素敵な場所ですが、今回も私一人だけでした。





サンシュユの丘は、正しくは明日香村ではなく桜井市になるそうですが、ほぼ境界線にある丘です。


※撮影日 2022.3.21

牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)に葬られているのは

2022-03-23 19:15:15 | 明日香をぶらり
明日香にある牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)が復元され、一般公開が始まったので行ってきました。
古墳といえば山のように大きな前方後円墳を思いおこしますが、飛鳥時代の古墳終末期には大古墳は造られなくなります。
そんな飛鳥時代の古墳のひとつが、牽牛子塚古墳です。


復元された牽牛子塚古墳は、石張りで八角形をした古墳です。これまでの古墳のイメージとはかなり異なります。




牽牛子塚古墳を訪れるのは3回目になります。今回はきれいに整備された道を進んでいきます。




復元された牽牛子塚古墳はピラミッドのように見えます。




案内板にはあっさりと古墳の説明だけが書かれていました。被葬者のことにはあえて触れなかったのでしょうか。




墓室ですが、2室あるのがわかります。




この日は春分の日で、それなりに人が訪れていました。




古墳のまわりには明日香らしい長閑な景色が広がっています。




今回、一番興味があったのが、牽牛子塚古墳のすぐ下にある越塚御門古墳(こしつかごもんこふん)でした。




こちらも古墳の説明だけが書かれていました。




立派な墓室です。




これだけではただの古墳見学ですが、せっかくなので歴史のロマンを語りましょう。まず、この古墳が八角形ということに意味があります。




飛鳥時代の天皇陵は八角墳が採用されていました。ということは、この古墳の被葬者は天皇の可能性が高いということです。




以前から研究者の間では、ここが斉明天皇(女帝)の真の墓ではないかと考えられてきました。(斉明天皇とは天智天皇の母親と言ったらわかりやすいでしょう。)




もう一つは越塚御門古墳の存在です。『日本書紀』に斉明天皇と(娘の)間人皇女を合葬(2つの墓室)した小市岡上陵とその陵前に(孫の)大田皇女を葬ったとあり、記述と一致するのです。
ここまで状況証拠がそろえば、この古墳の被葬者ははっきりしてきます。ここには、斉明天皇と娘と孫の3人の女性が眠っていたのでしょう。




下の写真は2018年9月にここを訪れた時の写真です。




整備前の墓室です。今回の整備は明日香村が主体となってされたようですが、頑張っている明日香村にエールを送りたいです。




多くの天皇陵は立ち入り禁止となっていますが、高槻市にある今城塚古墳や今回の牽牛子塚古墳は、古代天皇に会いに行ける古墳ですね。


※訪問日 2022.3.21

瀧樹神社の雪割一華(2022.3.16)その2

2022-03-22 19:39:39 | 花めぐり
瀧樹神社の雪割一華(ユキワリイチゲ)前回の続きです。
今回は望遠レンズで撮影した分です。
当たり前ですが、望遠レンズでは遠くの花も近くに引き寄せることが出来ます。
ここの群生地も立ち入り禁止になっているので、望遠系のレンズは必携です。
いろいろな画角で自由に撮りたいので、今回も三脚なしの手持ち撮影でした。

今回はノーキャプションです。


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瀧樹神社のすぐ裏を野洲川が流れています。最後の写真はその河原の葦です。
土手にはホトケノザやオオイヌノフグリが沢山咲いていました。
春らしい陽気の中でtakayanさんと楽しく撮影ができました。


※撮影日 2022.3.16

瀧樹神社の雪割一華(2022.3.16)その1

2022-03-21 19:15:15 | 花めぐり
今年も滋賀県土山町の瀧樹神社(たきじんじゃ)に咲く雪割一華の撮影に行って来ました。
15日に「気ままに撮り歩き」のtakayanさんから、「明日にでも様子を見に行こうと思っています。」というリコメをいただきました。
それなら、雪割一華の撮影もできるし、takayanさんにもお会い出来るし、ということで16日に行って来ました。


私が瀧樹神社に到着したのは12時過ぎでした。





お昼から日も良く当たって開花も進んだようです。





沢山咲いていますが、初めて訪れたときよりも数が少なくなったような気がします。





takayanさんにも会えました。takayanさんは10時半ごろから来られていたそうです。





かなりの数を撮影されたことと思います。昨日から「気ままに撮り歩き」でアップされています。





この花は?な名前を聞いたのに忘れました(笑)





takayanさんはカメラとレンズごとにアップされていますが、私もならって今回は80mmレンズで撮影した分です。





これはファインダー越しではなく、カメラをぐっと差し出して写した写真です。よく見ると虫も写っていました。





雪割一華の葉は特徴的です。歯の裏側は紫色をしています。先日、万博公園で25年ぶりにお会いした方に教えていただきました。





コントラストが強すぎて難しいです。





マクロレンズをいかして撮った1枚ですが‥。





takayanさんがこんなアングルで撮っておられたので真似をしました。





でも、takayanさんのようには上手く撮れません。





少し離れたところにも綺麗に咲いていました。





1時間ほどでしたが、takayanさんと一緒に楽しい撮影ができました。もちろん奥様とも楽しい会話を楽しみました。





河原にはホトケノザが咲いていました。




次回は望遠レンズで撮った分をアップします。


※撮影日 2022.3.16