私が英語の本を読む時間の大半は会社の昼休みと通勤の地下鉄に乗っている時間(片道15分程度)だけで、会社に行かない週末は本は読まず、読んでいる時にメモした単語等を調べ、バッチ処理でブログへ投稿する文を一週間分程度を書き溜めしています。 "Sea Pup" を読み終え、今度読み始めたのは "The New Adventures of the Mad Scientists' Club" と題されたやはり子供向けの小説ですが、主人公達の年齢が今のところ分からないのではっきりとはしないのですが、前回読んだ話より若い "tween" (cf. http://blog.alc.co.jp/blog/3302827/archive/2009/4/11 ) 向けの気がします。 それでも私の知らない単語・慣用句はいっぱいでてくると思います。 最初に取り上げる単語は私は仕事の関係上昔から知っているものですが、日本語ではこの言葉は一般の方は知らないのではと思い、気になりました。
We spent the first couple of days building seismographs that Henry had designed and calibrating them in our clubhouse in Jeff Crocker's barn.
地震の多い日本では小学生でも少なくとも高学年なら "seismographs" に対応する日本語、地震計を誰でも知っていると思いますが、西海岸を除き地震の少ない米国では "seismographs" と言う難しそうな単語は知らないのではと思わないではありませんが、こんな子供の本に出てくる様なら皆しっているのでしょう。 でも私が意外に思ったのは "seismographs" では無く、"calibrating"(動詞の原形は "calibrate"、名詞は "calibration")の単語です。 私は工学部の出身で、仕事でも若い頃、ハードウェアの修理・調整をしていた事もあり、2年前に日本語化の仕事で扱った米国製の画像解析ソフトウェアにも "calibration" の機能がありましたし、現在勤めている会社は計測器の商社なので "calibration"はつきもので、とても馴染み深い言葉ですが、一般の日本人は "calibration" に対応する日本語、「較正」 は余り馴染みがないのではないでしょうか? 日本語の場合、「コウセイ」と発音する言葉は「校正」、「更生」、「構成」、「公正」、「厚生」等々数多くあるので、「較正」も知っているような知らないような感じ(漢字?)かも知れません。
"calibrate" を辞書でどの様に説明しているかを見ます。
・OneLook Quick Definitions: make fine adjustments or divide into marked intervals for optimal measuring ("Calibrate an instrument")
・Dictionary.com: to determine, check, or rectify the graduation of (any instrument giving quantitative measurements).
・American Heritage Dictionary: To check, adjust, or determine by comparison with a standard (the graduations of a quantitative measuring instrument): calibrate a thermometer.
"calibrate" の語源は銃の口径を測定する事から来たようです。 Calibrate also has the specialized meaning, "to measure a gun barrel's diameter.(V2 Vocabulary Building Dictionary )
なるほど、子供でも "calibrate" を知っているのは銃社会だからかなと推測する次第です。
We spent the first couple of days building seismographs that Henry had designed and calibrating them in our clubhouse in Jeff Crocker's barn.
地震の多い日本では小学生でも少なくとも高学年なら "seismographs" に対応する日本語、地震計を誰でも知っていると思いますが、西海岸を除き地震の少ない米国では "seismographs" と言う難しそうな単語は知らないのではと思わないではありませんが、こんな子供の本に出てくる様なら皆しっているのでしょう。 でも私が意外に思ったのは "seismographs" では無く、"calibrating"(動詞の原形は "calibrate"、名詞は "calibration")の単語です。 私は工学部の出身で、仕事でも若い頃、ハードウェアの修理・調整をしていた事もあり、2年前に日本語化の仕事で扱った米国製の画像解析ソフトウェアにも "calibration" の機能がありましたし、現在勤めている会社は計測器の商社なので "calibration"はつきもので、とても馴染み深い言葉ですが、一般の日本人は "calibration" に対応する日本語、「較正」 は余り馴染みがないのではないでしょうか? 日本語の場合、「コウセイ」と発音する言葉は「校正」、「更生」、「構成」、「公正」、「厚生」等々数多くあるので、「較正」も知っているような知らないような感じ(漢字?)かも知れません。
"calibrate" を辞書でどの様に説明しているかを見ます。
・OneLook Quick Definitions: make fine adjustments or divide into marked intervals for optimal measuring ("Calibrate an instrument")
・Dictionary.com: to determine, check, or rectify the graduation of (any instrument giving quantitative measurements).
・American Heritage Dictionary: To check, adjust, or determine by comparison with a standard (the graduations of a quantitative measuring instrument): calibrate a thermometer.
"calibrate" の語源は銃の口径を測定する事から来たようです。 Calibrate also has the specialized meaning, "to measure a gun barrel's diameter.(V2 Vocabulary Building Dictionary )
なるほど、子供でも "calibrate" を知っているのは銃社会だからかなと推測する次第です。