11月の中ごろ、熊本で初めて開催された「水俣病展」を見に行った。壁一面の遺影、雑魚寝の子どもたちをうちわであおいでいる父親、未来を奪われた人たちの写真の前で足がすくんだ。
公害病の原点「水俣病」患者たちの苦しみは今も続いている。
福島、そしてわが町川内も水俣から学んでいないのか、それに気づいたときにはもう遅いのかも知れない。
「水俣」を忘れないこと、これからも関わっていくことを心に刻んで会場を後にした。
薩摩川内市 馬場園征子 2017/12/17 毎日新聞鹿児島版掲載
公害病の原点「水俣病」患者たちの苦しみは今も続いている。
福島、そしてわが町川内も水俣から学んでいないのか、それに気づいたときにはもう遅いのかも知れない。
「水俣」を忘れないこと、これからも関わっていくことを心に刻んで会場を後にした。
薩摩川内市 馬場園征子 2017/12/17 毎日新聞鹿児島版掲載