コロナ禍の中で、孫は小学校新一年生に進んだ。入学式は感染症対策で、両親のみの出席という質素なものになった。楽しみにしていた私も自宅待機。
新学期はスタートしたが、1週間ほどで緊急事態宣言の発出で休校に。5月の連休中に遊びに来た孫は「ぼく小学校に行き始めたばっかりなのに休みになって、学校てどんなところなのかよくわからない」と。学校は再開されたが、手洗いとともに人との距離が強いられる。磁石の両極のように、近づけばすぐ引っ付いてしまう年ごろの彼ら。友との新しいふれあい方を見つけてほしいと願うだけだ。
鹿児島市 高橋誠(69) 2020/7/9 毎日新聞鹿児島版掲載
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