1月17日
家庭菜園に初めて夫の植えた水菜が食べごろになった。サラダ、鍋物と、ここ数年すっかりなじみの野菜だ。シャキシャキとした水菜は子供のころ、祖母が好んで植えていた野菜だった。鯨肉と煮て食べさせてくれたけど、それが「ハリハリ鍋」といわれる物だと大人になってから知った。明治生まれの鹿児島の田舎町から出た事もなかったろう祖母が、あのころなぜ毎年、水菜を植えていたのか。最愛の1人息子を亡くし、祖父と相次いで後を追うように逝ってしまって聞けなかったけど、今ごろ、あの世で親子3人仲良く水菜入り鍋をつついているだろうか。
鹿屋市海道町 大宮司 京子(51)
家庭菜園に初めて夫の植えた水菜が食べごろになった。サラダ、鍋物と、ここ数年すっかりなじみの野菜だ。シャキシャキとした水菜は子供のころ、祖母が好んで植えていた野菜だった。鯨肉と煮て食べさせてくれたけど、それが「ハリハリ鍋」といわれる物だと大人になってから知った。明治生まれの鹿児島の田舎町から出た事もなかったろう祖母が、あのころなぜ毎年、水菜を植えていたのか。最愛の1人息子を亡くし、祖父と相次いで後を追うように逝ってしまって聞けなかったけど、今ごろ、あの世で親子3人仲良く水菜入り鍋をつついているだろうか。
鹿屋市海道町 大宮司 京子(51)
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