今年もツバメが飛んでいる。ヒナが口をあけて親鳥を待っていることたろう。何の疑いもなく親の運ぶエサを食べる様子につい夫を連想してしまう。4人兄弟で育ち、生存競争が激しかったのか食欲旺盛な人で好き嫌いがない。私が調理中に味見のためスプーンを差し出せばパクッと食べる。食材は何かとか熱くないかという躊躇が全くない。これなら私が毒団子を夫の口元へ持っていけば“いちころ”だ。毒は論外としても食事を作ることで私は夫の命を預かっているとつくづく思う。世の男性がた、くれぐれもお連れ合いに優しく。
鹿児島市 種子田真理 2015/5/29 毎日新聞鹿児島版掲載
鹿児島市 種子田真理 2015/5/29 毎日新聞鹿児島版掲載
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