コロナ禍で大変な時に、100歳の義母、95歳の母と立て続けに旅立った。共に施設や病院のお世話になり天寿を全うした。同じ月に亡くなるとは予想だにしなかった。遠方への面会は10年余り、足しげく通った。子としての務めを果たした感があり、母も、これで楽になったと安堵の方が大きかった。見守りが始まった頃や弟妹と連絡を取り合った日々が懐かしく思い出され、胸がいっぱいになった。ホッと一息つき、母親2人が仲良くお茶してる姿を思い描いて空を仰いだ。いつまでも私たちを見守ってください。コロナも終息するようにと願った。
鹿児島県鹿屋市 中鶴裕子(70) 2020/7/18 毎日新聞鹿児島版掲載
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