はがき随筆・鹿児島

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「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

闘病記その5

2012-06-15 21:25:19 | はがき随筆
 大腸ポリープの切除手術に約2時間かかった。担当医から説明があり、二つのポリープは良性だった。
 夫は沈んだ面持ちだが血の色がかよい始めた。一方、ぼうこう、肋骨の痛みを和らげるための放射線治療をする。
 決められた量の放射線を、数回に分けて照射することで病気の細胞が死滅する。ただ、皮膚炎、全身倦怠感、下痢、腹痛などの副作用がある。
 夫の副作用は全身倦怠感と下血。全身に元気がなく、だるいと。下血のため、止血剤を200㍉㍑投入した。夜半の1時過ぎだった。
  姶良市 堀美代子 2012/6/14 毎日新聞鹿児島版掲載

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