冬の風物詩。梅の枝や椿の花に群れるメジロが今年も里におりて来ない。何年も何十年も繰り返された自然の営みが一つずつ消えていく。人間が便利さを追求するあまり、何かが壊れているような不安を感じるのは私だけだろうか。小さいころ見かけたアカショウビン、カワセミ、コジュケイ、ヤマドリなど、ほとんど見かけない。めったに姿を見せなかったタヌキやイタチが夜はウロウロ。小動物たちが何かを訴えているような気がする。後戻り出来ない文明の進化。どっぷりつかっている私でも何かができないか。ふと思う。
指宿市十二町 有村好一(57) 3月13日掲載 特集版-1
指宿市十二町 有村好一(57) 3月13日掲載 特集版-1
小欲知足だ。妻はお米のとぎ汁は海を汚すと植物へ、私は広告の裏を俳句の反故書きに利用しています。