はっとして胸が詰まり涙が出てきた。本紙「熊本地震2年」に載った4月20日付けの女児救出時の写真である。当時の緊迫した記事も私の老眼鏡には涙があふれまともに読めなかった。
白く輝く服に包まれた幼児の顔。この児をまるで神様から授かった天使を抱くように手を差し伸べ抱きかかえている若き隊員たち。歓声の中で隊員たちの表情には、困難な任務を成し遂げた達成感とかけがえのない命を前にした厳粛さ、そして優しい眼差しにあふれている。中世のヨーロッパで描かれてきたキリスト降誕の絵を思わせる見事なワンショットである。
宮崎県延岡市 甲斐修一 2018/5/24 毎日新聞鹿児島版掲載
白く輝く服に包まれた幼児の顔。この児をまるで神様から授かった天使を抱くように手を差し伸べ抱きかかえている若き隊員たち。歓声の中で隊員たちの表情には、困難な任務を成し遂げた達成感とかけがえのない命を前にした厳粛さ、そして優しい眼差しにあふれている。中世のヨーロッパで描かれてきたキリスト降誕の絵を思わせる見事なワンショットである。
宮崎県延岡市 甲斐修一 2018/5/24 毎日新聞鹿児島版掲載
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