大好きな5月。機械化されていなかった時代の農業は、雨期を前にして麦の取り入れや田植えの準備など映像のコマ送りのように続く仕事に大わらわ。
大麦、小麦、裸麦の収穫を終えた田の土を馬が起こし細かくすいて水を張り、くわで丁寧にあぜぬりをする。苗代には緑の苗が勢いよく育っている。あらら、じゃがいもや玉ねぎも呼んでいる。からいもの植え付けは雨の日の仕事です。
20歳で大きい農家に嫁ぎ、5月29日、農繁期真っただ中で長女の私を出産。お母さん、きつかったね。そしてありがとう。
熊本県東区 黒田あや子 2018/5/29 毎日新聞鹿児島版掲載
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