オガタマの花が散り始め、ギンギアナムの花数も減り、香りの流れも薄らいできたら、ニオイバンマツリがドカッと咲き、香りをバトンタッチした。気候の変化が例年と異なるためか、オガタマ、ギンギアナムにしても咲き方が豪快だった。
ニオイバンマツリが開花した日は、全国的に気温が上昇、25~26度と5~6月並みの暖かさになった日だった。
「こんな異常気象に年寄りはついていけないねえ」と顔を見合わせた老夫婦。
その横で、猫のイークンは両手両足を天井に向け、のんびりと眠りこけていた。
鹿児島県西之表市 武田静瞭 2018/5/28 毎日新聞鹿児島版掲載
画像は、武田さんのブログ「タネガシマ発」より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます