傷の巧妙かも 2011-01-30 16:12:19 | はがき随筆 いくつかの病室を回って 桜島がドーンと見える 窓辺のベッドに移る 空の様子や 右肩より音もなく 噴き上がってゆく黒い雲の動きもよく見える 暮れから正月にかけての大雪も 暖かいこの部屋から眺めるのみ 雲が切れ 青空を背にした桜島は 白く光り輝き ことのほか美しく圧巻だった 事故の傷は 思うように良くならず 皆に 迷惑ばかりかけてしまったけど 特等席からの幸せをありがとう 鹿児島市 浜地恵美子 2011/1/26 毎日新聞鹿児島版掲載 写真はフォトライブラリより « 「メジロの身内」 | トップ | 灯 »
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