はがき随筆・鹿児島

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「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

桜の満開を待つ

2007-03-29 10:24:03 | はがき随筆
 重富小前の大通りを自転車で鼻歌まじりで走っていると梅の花びらが微風に乗り、まるで小雪のように飛んでくる。正門を挟み両脇に11本の巨大な桜。昭和28年卒業生の記念植樹で、今年で54年になると聞く。満開になると春の陽気で心も和む。巨大な桜が春を呼んでいるようだ。もはや3年になるが、姪の案内で丸岡公園に家族で花見に行った。日曜日で客も多かった。まず、姪が座席を選んだ。座席で桜島を展望していると錦江湾や加治木町も一望できて素晴らしい光景に感動した。昼食は妻の手作り弁当を味わい、生きることの喜びを感じた。
   姶良町 谷山 潔(80) 2007/3/29 掲載

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