山の端が赤く染まり間もなく日の出である。
「おーい、始まるぞ」。夫の声に促されて何をおいてもと、居住まいを正して待つ。
やがて一点が眩しく光り、日の出の始まりである。
目を閉じて眼裏に彩色を追いながらポッカリ浮かび上がるのを待つ。
光背を煌めかせて一瞬眼に刺し入る輝き。
今日、一日の始まりである。
無我夢中の頃は、感じようともしなかったのに今は生かされている幸せをかみ締めながらの毎日である。
南さつま市 寺園マツエ(85)2007/3/28 掲載
「おーい、始まるぞ」。夫の声に促されて何をおいてもと、居住まいを正して待つ。
やがて一点が眩しく光り、日の出の始まりである。
目を閉じて眼裏に彩色を追いながらポッカリ浮かび上がるのを待つ。
光背を煌めかせて一瞬眼に刺し入る輝き。
今日、一日の始まりである。
無我夢中の頃は、感じようともしなかったのに今は生かされている幸せをかみ締めながらの毎日である。
南さつま市 寺園マツエ(85)2007/3/28 掲載
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