オムツをしたくない母は、足がのろいので、おしっこをもらすことがある。
「もうっ、お母さんは!」
私の顔は引きつってしまう。
そこで考えたのが、インターホン。
母がトイレのドアを開けると「ピン・ポーン」と鳴るように取り付けてもらった。私は駆けていき、母を誘導する。
「あら、来てくれたの?」
「お母さんが呼んだからね」
「赤ちゃんと一緒だね」
「赤ちゃんは可愛いけどね」
笑いながら日に7~8回、母の私のトイレ戦争は続く。
一度成功すると心はバラ色。
阿久根市 別枝由井(66) 2008/4/10 毎日新聞鹿児島版掲載
「もうっ、お母さんは!」
私の顔は引きつってしまう。
そこで考えたのが、インターホン。
母がトイレのドアを開けると「ピン・ポーン」と鳴るように取り付けてもらった。私は駆けていき、母を誘導する。
「あら、来てくれたの?」
「お母さんが呼んだからね」
「赤ちゃんと一緒だね」
「赤ちゃんは可愛いけどね」
笑いながら日に7~8回、母の私のトイレ戦争は続く。
一度成功すると心はバラ色。
阿久根市 別枝由井(66) 2008/4/10 毎日新聞鹿児島版掲載
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