「割れたおせんべいだけど」と近所の方が大きい箱のまま持ってきてくださった。割れたのは数えるほどで、できたてのパリパリとしたお醤油の風味が香るとってもおいしいおせんべい。田舎からの頂きものというピッカピカのはっさくがどっさり。ふっくらと炊けたお豆の入った手作りのきんとん。大好きなおいしいもののおすそ分けが一度に届いた。すごーい。
5月には88歳。恥多いだけの人生最後の折り返し点の先に広がる景色は、不安だけれど明るい色を重ねたい。
太陽よ、こっちも向いててくださいね。
熊本市東区 黒田あや子(87) 2020/3/15 毎日新聞鹿児島版掲載
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