いつものように4時起床。闇を濡らして冬の雨が音をたてて降っている。戦中派の老に無関係にクリスマスも終わって、いよいよ年の瀬。1年が短くなる。今年も友人、知人が旅立ち、取り残されたような寂しさを感じる。癌を二つも手術して、ちょうど2年。元気にまだ現役の田舎医者。先日、白内障を手術していただいて視野が明るく開けてきた。傘寿を過ぎたが、生涯現役を目指して頑張りたい。そんなことを考えているうちに雨音が消えて、窓が明るくなってきた。生きていることは素晴らしいから、それに応えて努力してゆきたい。
志布志市 小村豊一郎(80) 2006/12/29 掲載
写真はT.ARさんよりお借りしました。
志布志市 小村豊一郎(80) 2006/12/29 掲載
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