「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かいて、心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書き付くれぱ、あやしゅうこそもの狂ほしけれ」
これは吉田兼好の徒然草の序段である。なすこともなく退屈なまま……。浮かぶがままに書き付けていると……。兼好は日がな一日、筆を執り続けるうちに、自分が正気かどうかさえ疑われるような狂おしい気持ちになったのだろうか。我が随筆は浅学非才の身ゆえ、拙い筆の運びの身勝手な自分流である。徒然に、まとまることもなく書いては消し、消しては書きの繰り返し。時折、兼好のような心持ちになる。
鹿児島市 川端清一郎(59) 2006/9/30 掲載
これは吉田兼好の徒然草の序段である。なすこともなく退屈なまま……。浮かぶがままに書き付けていると……。兼好は日がな一日、筆を執り続けるうちに、自分が正気かどうかさえ疑われるような狂おしい気持ちになったのだろうか。我が随筆は浅学非才の身ゆえ、拙い筆の運びの身勝手な自分流である。徒然に、まとまることもなく書いては消し、消しては書きの繰り返し。時折、兼好のような心持ちになる。
鹿児島市 川端清一郎(59) 2006/9/30 掲載
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