はがき随筆・鹿児島

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「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

闘病記その7

2012-09-08 13:59:06 | はがき随筆
 入院中の夫と医師の会話が、かみ合わない。ちんぷんかんぷんな話しぶりとか。
 夫は「認知症で、意識障害のかげりがみえる」と診断された。認知症は、見聞きはしていたものの、夫がかかるとは予想外だった。
 医師の繁多船に任せて治療するほかはない。看護師さんから「病気は初期で、まだ意識が鮮明だから身内に会わせた方がほうが良い」とアドバイスされた。それで、夫の兄弟が駆けつけた。夫にあってくれて安心した。
 ありがとう。感謝します。夫よ、大きな夢を抱いて生き抜こう。
  姶良市 錦江町 2012/9/8 毎日新聞鹿児島版掲載

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