初めての海外旅行の、最初の観光地はハイデルベルク。言わずと知れた古い歴史の大学都市。若い添乗員や、まだ名前も知らないツアーの仲間に確かめることもためらわれたまま……。
「学生王子」などのタイトルで翻訳されたフェルスターの小説(戯曲)は、日本では大正時代から繰り返し上演されたきた。
音楽劇になった時の主題歌が、梓みちよの「リンデンバウムの歌」であり、10代の私はよく歌った。街を歩きながら思い出していた。帰国後スマホで検索し、楽譜をコンビニで印刷できると知り早速実行。記憶していた歌詞は完全に一致していた。
鹿児島市 本山るみ子(67) 2020/7/19 毎日新聞鹿児島版掲載
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