東京のメル友〝武蔵野の雄太〟が来鹿した。就職も内定してひと息ついたところらしい。初めて知覧の特攻平和会館を案内した。
彼は遺品や遺影を小一時間も見学していたが、目をうるませて出てきた。帰りの車中でも言葉が少ない。その夜、焼酎をたしなみながら、少年飛行兵を志願した心情、その時代背景、厳しい訓練風景を語った。「おじいちゃん、大変な時代を生きてきたんだね。不幸な時代だよね。ただ命をかけて貫いた精神力には感動する」
外は雨になったようだ。散り急ぐ満開の桜を思う。
鹿児島市伊敷 福元啓刀(76) 2006/4/27 掲載
彼は遺品や遺影を小一時間も見学していたが、目をうるませて出てきた。帰りの車中でも言葉が少ない。その夜、焼酎をたしなみながら、少年飛行兵を志願した心情、その時代背景、厳しい訓練風景を語った。「おじいちゃん、大変な時代を生きてきたんだね。不幸な時代だよね。ただ命をかけて貫いた精神力には感動する」
外は雨になったようだ。散り急ぐ満開の桜を思う。
鹿児島市伊敷 福元啓刀(76) 2006/4/27 掲載
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