東京五輪開会式で弁当が4000食も廃棄されたと聞いて驚いたが、何のことはない、日本では年間約2500万㌧の食品廃棄物が出ているそうだ。
その中の四分の一が食べられるのに廃棄される「食品ロス」で国民1人当たり茶わん1杯分を毎日捨てているとのことだ。食料自給率が40%に満たない国がそんなことでいいはずがない。世界で飢餓線上にあるとされる数億人のことを考えると罪悪感さえ覚える。
ケニアの故ワンガリ・マータイさんの愛した日本語「もったいない」を我々日本人は忘れてはならない。
宮崎市 高橋幸彦(62) 2021.9.9 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます