日中は残暑がきついが、朝夕はずいぶんしのぎやすくなった。早寝早起きの私は起床と同時に家中の窓を開け放つ。
台所の窓枠に、すっぽり高隈の嶺をはめ込んで、お茶の準備、朝がゆ作りを同時進行。そして、今日の天気の行方を見定める。山が遠のいた感じのときは好天と見てよい。山が近く見える日は〝天気の崩れる兆し〟ということをいつしか学んだ。
間もなく日差しが庭に差し入り、ピーマンや花オクラ、クレオメなどに降り注ぐ。
お茶もおいしそうにはいった。かゆも煮えた。順調に1日が送れそうだ。
鹿屋市 門倉キヨ子 2015/8/31 毎日新聞鹿児島版掲載
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