友人が今年も秋の味覚、栗を届けてくれた。秋茄子のおまけつきで。栗は定番の栗ご飯に。一族郎党11人で舌鼓を打つ。
茄子の気品ある紫色と艶にほれぼれする。早速いただこう。
まずは焼き茄。焼きたても冷たいのもカツオ節をふり、
醤油をちょいと垂らし、茄子自体の味を殺してはならぬ。
口中でとろりと溶けていく感触がたまらない。
冷酒の味も引き立つ。天ぷらは冷たいビールの格好の友だ。
そして、軽く塩もみし、数滴の醤油。焼酎に持って来いだ。
締めはこれでお茶漬けを、さらさらと。
友に感謝しつつ今宵の宴の幕を下ろす。
肝付町 吉井三男 2011/10/15 毎日新聞鹿児島版掲載
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