遅い昼食を済ませた1月3日、初詣にでかけた中郡小学校裏の一之宮神社。社殿そばに置かれていた、引き車に乗せられた柴犬ほどの黒い牛の像と、奉納と書かれた小さな鋤に半纏姿の人たちが集まってきた。
「何が始まるのか」と聞くと、お田植え祭りだという。子供ら十数人が牛の像を引きながら社殿を3周。境内の一角を斎田に見立て、牛に鋤をつけて耕し、苗に見立てた松葉で田植え。周りにしめ縄をはり、稲の収穫を現すのか籾米まきで終えた。
この日この時間にしか奉納されない、町中の小さな神社の伝承行事。来年も見に行こう。
鹿児島市 高橋誠 2016/1/30 毎日新聞鹿児島版掲載
「何が始まるのか」と聞くと、お田植え祭りだという。子供ら十数人が牛の像を引きながら社殿を3周。境内の一角を斎田に見立て、牛に鋤をつけて耕し、苗に見立てた松葉で田植え。周りにしめ縄をはり、稲の収穫を現すのか籾米まきで終えた。
この日この時間にしか奉納されない、町中の小さな神社の伝承行事。来年も見に行こう。
鹿児島市 高橋誠 2016/1/30 毎日新聞鹿児島版掲載
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