5人がかりで作ったみそが食べられそうなので、ふたを開けてみる。ぷーんと、おいしそうな香りがする。今回は機械を使ったが、ふと、子供たちの小さい頃、よく送ってくれていた義母の手作りみそを思い出した。
小さな体で麹から手間をかけて作ってくれていた。昆布のくるくる巻いたのや、こんにゃくのようなものが入っていて、探すのが楽しみだった。赤茶色のちょっと辛めの味だったけれど懐かしい味だ。一輪車で運んでいたあの頃は70代だっただろうか。苦労も知らず、近所の人に丼でみそをあげたら恐れられたっけ‼
肝付町 永瀬悦子 2012/4/13 毎日新聞鹿児島版掲載
小さな体で麹から手間をかけて作ってくれていた。昆布のくるくる巻いたのや、こんにゃくのようなものが入っていて、探すのが楽しみだった。赤茶色のちょっと辛めの味だったけれど懐かしい味だ。一輪車で運んでいたあの頃は70代だっただろうか。苦労も知らず、近所の人に丼でみそをあげたら恐れられたっけ‼
肝付町 永瀬悦子 2012/4/13 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます