孫が鏡台を引っかき回しているのを見つけた。引き出しの底から、ビニール袋で包まれた古びた印刷物と、1枚の写真が出てきた。薄い歌誌である。ガリ版刷りで表紙に「北薩歌人」のタイトル。昭和23年12月5日発行とある。そっとめくると、当時31歳の義父の「哀別」と題する相聞歌7首が載っている。表現力の高さに感嘆し、若かった義父の青春を思いやった。
夏季大会会場前で撮られた写真は皆さんの表情が生き生きとして、当時の文化活動の意気込みが伝わってきた。現在、短歌をかじっている私を、義父も温かく見守ってくれる気がする。
大口市 山室浩子(61) 2008/3/16 毎日新聞鹿児島版掲載
夏季大会会場前で撮られた写真は皆さんの表情が生き生きとして、当時の文化活動の意気込みが伝わってきた。現在、短歌をかじっている私を、義父も温かく見守ってくれる気がする。
大口市 山室浩子(61) 2008/3/16 毎日新聞鹿児島版掲載
この歳になると、シンプルライフをと心がけています。
捨てる物はあまたあるのですが
本当に残せる物は何でしょう。
michiさまのおっしゃるように
「お金ではないよきもの」を残せるよう心がけましょう。
人の若き頃の様子を拝見する事がよくあります。
そんな時、言い表せない気持になります。
やがて自分もそんな人になるのかと思うと、
お金ではないよきものを残したいものです。